3月1日(火) ヒガンバナ
きのう、オニシバリについて「秋に葉が出て、翌夏に葉が落ちる」という、ちょっとふつうとは違うリズムを述べました。そしてその1週間前には、キツネノカミソリについて花の時期には葉がなくなるしかけに触れています。
そんな前振りのあとで、ようやく真打ちの登場です。秋彼岸の豪華な花が枯れると、この葉は土のなかからグンと芽吹いてきます。ほかの草木が枯れている時期に日光を独り占めして栄養を蓄え、競合する草木が増えてくるといつの間にかこの葉は消えてしまいます。「葉知らず花知らず」などという風流な別名とは裏腹に、季節別に自分の生理機能を完全に分離するという思い切った作戦にしたたかさを感じます。
そんな前振りのあとで、ようやく真打ちの登場です。秋彼岸の豪華な花が枯れると、この葉は土のなかからグンと芽吹いてきます。ほかの草木が枯れている時期に日光を独り占めして栄養を蓄え、競合する草木が増えてくるといつの間にかこの葉は消えてしまいます。「葉知らず花知らず」などという風流な別名とは裏腹に、季節別に自分の生理機能を完全に分離するという思い切った作戦にしたたかさを感じます。
2010年のきょう<シラヌヒ> 2009年のきょう<フチベニベンケイ(カネノナルキ)> 2008年のきょう<カリン> 2007年のきょう<アリアケスミレ> 2006年のきょう<リキュウバイ> 2005年のきょう<フキ(ふきのとう)>
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