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2月28日(月) オニシバリ

110228onisibari
萼筒が長くて葯の黄色が目立つ花もあれば、やや寸詰まりの体型で葯が白っぽい花も同じ枝についています。「はっきりしない雌雄異株」だそうで、夏になってこの木に赤い実がつけば雌株(注)、つかなければ雄株だと思うことにします。
仲間のナニワズよりは、花の色と付き方がやや地味です。6年前には恐れ気もなく「オニシバリの花は葉腋の下側につき、ナニワズは上に向く」などと偉そうに書いたものの、シミジミと草木の怖さを感じるいまならば、「オニシバリの花は横向きや下に向くものが多い」としたいところです。
ところでこのオニシバリ、別名が夏坊主です。秋に葉が出てきて、実がつく次の夏には葉がない(坊主)という意味で、落葉イコール冬枯れではない好例です。

<補注> 5月下旬、上の写真とは別の場所で、真っ赤な実をつけたオニシバリの木を見つけました。(2018年5月29日

2010年のきょうナギ> 2009年のきょうセリバオウレン> 2008年のきょうシシガシラ(寒椿)> 2007年のきょうブロッコリー> 2006年のきょうヤブラン> 2005年のきょうシモバシラ

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