2月24日(木) ヒオウギ
写真のタテヨコを間違えた…のではなく、茎が寝そべってしまった射干玉です。横には直立のままの株もまだあったものの、いずれ倒れることでしょう。
緑色に膨らんだ莢が割れてからすでに5カ月は経っています。途中の様子はいままでに何度かここに載せているのに、どの時期を見比べても、射干玉(ぬばたま)の数はどうもだれかに食べられたようには減っていません。
種は鳥や獣に運んでもらうものとばかり思っていると、こうやって自分の背丈の範囲に尺取り虫方式で広がっていく(カタクリも似た方式)種類もあるようです。こんな、他人に頼らない自立心の強いタイプのなかには、自分で種を飛ばす仕掛けを持つものもあるのに、ヒオウギにはそういう飛び道具もありません。最後に倒れることが自立の証とは、なんだか禅問答のようで、つい漆黒の実に見入ってしまいます。
緑色に膨らんだ莢が割れてからすでに5カ月は経っています。途中の様子はいままでに何度かここに載せているのに、どの時期を見比べても、射干玉(ぬばたま)の数はどうもだれかに食べられたようには減っていません。
種は鳥や獣に運んでもらうものとばかり思っていると、こうやって自分の背丈の範囲に尺取り虫方式で広がっていく(カタクリも似た方式)種類もあるようです。こんな、他人に頼らない自立心の強いタイプのなかには、自分で種を飛ばす仕掛けを持つものもあるのに、ヒオウギにはそういう飛び道具もありません。最後に倒れることが自立の証とは、なんだか禅問答のようで、つい漆黒の実に見入ってしまいます。
2010年のきょう<ウラジロモミ> 2009年のきょう<ヒマラヤスギ> 2008年のきょう<カンザクラ> 2007年のきょう<オステオスペルマム> 2006年のきょう<セツブンソウ> 2005年のきょう<カワヅザクラ>
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