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1月31日(月) ウメ

110131ume品種名はわからないし、どうということもない白梅なのですが、青空に映える姿がいかにも絵はがき風でした。
思えば1月ももう終わりで、朝夕の日照も少しずつのびてきました。「さあさあ、縮こまっていないで元気を出しなさい!」と励ましていそうな梅のほころびには、これ見よがしの桜にはない、母親のようなやさしさを感じます。

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1月30日(日) テイカカズラ

110130teikakazura常緑低木(蔓性)とされる定家葛の幼木が冬色になっていました。真っ赤に色づいた葉もチラリチラリと混じって、冬の雑木林を彩ってくれます。
常緑という言葉からすれば、紅葉してしまってはおかしいのですが、ほかにも冬には色づくこと(もの)のある「常緑」の木としてナンテンサネカズラを過去にここに載せています。あらためて調べてみると、「常緑」とは「葉が1年以上枯れずに、全落葉しない」もののことで、決して「紅葉しない」ものではないのでした。
だったら「非落葉植物」とでもすれば正確な表現なのに、英語でもevergreen plantですから肩透かしです。学問とは厳密なものだと畏れていると、こんな風にアバウトなところもポツポツあって、人間の体温を感じて温まってしまいます。

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1月29日(土) クリスマスローズ(ニゲル)

110129helleborus_niger純白の花が寒風のなかで咲き出しました。名前のX’masからひと月遅れるのが難点ではあっても、このあと春にかけて咲き出すものとはちょっと違う、いわゆるホントのクリスマスローズです(英語圏では、春咲きのものはクリスマスローズではなくレンテンローズと呼び分けるそうな)。
その春咲きのもの(オリエンタリス種)は緑色やピンクや臙脂など花色がさまざまなのに対し、このニゲルは潔く白というのもちょっと惹かれるところです。

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1月28日(金) ワルナスビ

110128warunasubi1鮮やかな黄色は、この時期の枯れ野原ではよく目立ちます。だからと言って、前の掲載と代わり映えのしない姿を持ち出したそのわけは…。
110128warunasubi2この直径1㎝少々の球体の中身を確認してみたからです。激しく内容物が飛び出し、それが種を含んだ液体だったことが、ベンチの上の痕跡でわかります。
じつはこれ、偶然の結果で、つまんだ実を指で割ろうとしても、皮が固くてまったく破れなかったのです。仕方なくベンチの上に置き、コインを押し当ててギュッとやった始末がこれでした。して、このおつゆの味は…、胃薬だとしたら最良の品でしょう。

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1月27日(木) メリケンカルカヤ

110127meriken_karukayaカルカヤ(刈萱)は音の響きがきれいだし、かつての暮らしに密着していたことがわかる名前なので、ちょっと気にしている草です。しかし、何度か狙ってみたのですが、うまい写真になりません。そのうちに冬が来て姿が見えなくなり、「また来シーズンか」とあきらめていたのに、これはまたなんともきれいな群落に出会いました。
ふつうにカルカヤと言えばメガルカヤを示し、ほかにオガルカヤもあるのですが、冬には消えるこれらと違い、春までこうして残るのはメリケンカルカヤでした。繁殖力が強すぎて、要注意外来生物にされているのだそうですが、オレンジがかった枯れ色が逆光にきらめくさまはなかなかに絵画的で、嫌われ者とは思えない美しさです。

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1月26日(水) ソシンロウバイ

110126sosin蠟梅(素心)が甘い香りを振りまいています。この冬は、年明けの前後からこの香りが漂い出したようでした。寒い時期のおかげなのか、花はずいぶん長く楽しめます。
しかし、実の方だってしぶとく枝に残って、アピールを忘れません。烏賊の嘴そっくりの形が笑えますが、食べたらヤバイ(毒性強し)ので見るだけです。もっとも、実生の育てやすさは抜群だそうですから、お好きな人は分けてもらうといいでしょう。
この実が賑やかに枝を飾っている木と、ぜんぜんつかない木があります。別に雌雄異株ではないので、生育度合いとか環境とかによるのだろうと思います。

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1月25日(火) セツブンソウ

110125setubunsouこの冬は北国の雪がひどくて、夏が暑かったときは雪が多いという自然則はまだ健在のようです。それなのに、こちらではもう節分草が開いてしまいました。もちろん、南斜面とは言え、立派に吹きさらしの露地の話です。
6年前には3月初旬、次の年には2月下旬に掲載していたこの花の開花がついに1月になり、暦の上の節分をも追い抜いてしまいました。地球の狂いに局地的な差があるとも思えないのですが、関東近辺が温暖化の元凶であることを小さな花が告発しているようで、せっかくの春告げの姿を楽しく写すことができませんでした。

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1月24日(月) ハクモクレン

110124hakumokuren風のない穏やかな日曜でした。焚き火の煙のようにホンワリとした雲がのどかで、芝地に腰をおろしていても寒さが気になりませんでした。
膨らみを増してきた白木蓮の花芽が、みんなそろって北の方角を指しています。日射しを受ける南側の生長が速いことからくる現象と聞くと「なるほど」とは思っても、だったらほかの草木もみな北を向くかと言うと、なかなかそうではありません。
日が当たらなければ当たらないなりの工夫があって南北均等に育てばいいのに…と、不憫な北側の細胞さんについ余計な声援を送ってしまいます。

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1月23日(日) シマオオタニワタリ

110123simaootaniwatari1mを超える雄大な葉の縁が波打っている様子は、ここが温室ではなく水族館だったかと勘違いするほど(ボケが進んだか・笑)です。
葉裏を飾る茶色い縞々の胞子嚢が美しく、これが名前の由来かと思ったら、それも勘違いで、生息地(南西諸島)を示すものでした。
またタニワタリは、谷を埋める木々にこれが着生して、まるでシダが谷を渡っているようだという、とても風雅な表現です。この二つの名前パーツにはさまったオオはサイズのことで、タニワタリには見分けのむずかしい仲間がいろいろあるのだそうです。

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1月22日(土) オヒルギ

110122ohirugiいわゆるマングローブと呼ばれる樹種のなかで代表的なひとつです。オヒルギのオは雄で、当然ながらメヒルギもあるのですが、ここには雌はいませんでした。
問題はヒルギで、蛭木とも漂木とも書くようです。蛭がぶら下がるのかと考えてしまいますが、かつて奄美のマングローブにボートを浮かべたとき、そんな注意をされた覚えはないので、たぶん当て字です。さらに、漂をヒルと読むとは初めて知りました。
おっと、名前談議よりは花です。無花果が割れたみたいな風体ですが、うつむいた萼のなかに花の裂片が見えています。

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1月21日(金) ジュズサンゴ

110121juzusangoきのうのカラテアナンタラカンタラに比べると、この単純明快な名前にはとても好感が持てます。もちろん姿もかわいいし、うまい具合に実と花のツーショットを撮らせてくれるなんて、サービス精神も満点です。
おまけに、なんとヤマゴボウ科だそうです。そう言われればあのヨウシュヤマゴボウを小さくしたような雰囲気で、葉の感じもよく似ています。
あらためて考えると、ヨウシュヤマゴボウも実と花を同時に見ることができます。この科の植物は、いくら実をつけても安心しない、しぶとい性質のようです。

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1月20日(木) カラテア・クロタリフェラ

110120calathea近場南国とは言えジャングルみたいに鬱蒼とした緑のなかで、うぉ、巨大昆虫か!と目を見張りました。穂の長さは30㎝ほどもあります。
この虫の腹みたいな物体も、きのう載せたレッド・ジンジャーと同じで苞です。残念ながら、こちらにはシベの残骸さえも見当たりませんでした。
花(苞)も葉の姿も二つは同じような作りに見えるのですが、かたやショウガ科、こちらはクズウコン科で、関係はありませんでした。イエロー・ジンジャーなら覚えやすいと思ったのに、こんな名前では三歩歩けば忘れてしまいます。

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1月19日(水) レッド・ジンジャー

110119red_jinger大きな(1m前後)葉の緑のなかに真っ赤な穂が映えます。去年はこれを花だと思い、帰宅後に苞であることを知ったので、今回はリベンジ訪問でした。
たしかに、苞のなかにシベの残骸のようなものが見えて、「なぁーんだ、花弁のない花なのか」と落胆してしまいました。そして、ウチに帰って再度調べたら、あらら~、苞と同じくらいの大きさの、純白の花をとらえた写真がネットにはありました。
まるで子供の遣いみたいに進歩のないことで嫌になります。毎日観察できるものならいいのですが、いつになったら、うまいチャンスに出会えることやら…。

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1月18日(火) シマナンヨウスギ

110118simananyousugiオーストラリアのノーフォーク島が原産の地だから「島」がついて、あとは「南洋の杉」という、どこかの知事さんも真っ青の、そのまんまの名前です。
110118simananyousugi2こちらは別の場所で撮った夏の日の映像で、葉がやや奔放に乱れ、裏返したモップに見えなくもありません。とは言っても、現地では60~70mに育つ木が日本では10m程度にしかならず、幾何学的で美しい葉(枝)の形は庭のアクセントに持ってこいです。

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1月17日(月) ブッソウゲ(ハイビスカス)

110117bussouge物騒、ゲッ!ではなくて「佛桑華(または扶桑花)」です。ふつうはハイビスカスと呼ぶでしょうに、それだとアオイ科フヨウ属の属名そのままなので、正確にはブッソウゲという和名を使うべきだそうです。ゲッ!
もちろん温室での撮影です。きのうは志木もやたら冷え込みました。しばらくはヌクヌクと近場の熱帯巡りが続きそうです。
ところで、この季節、急に暖かい場所に入るとレンズが真っ白になって、しばらく撮影不可になります。これを避けるうまい手立てはあるものでしょうか。

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1月16日(日) コチョウラン

110116phalaenopsis1去年はつい変わり種を追いかけてピンクの花を載せたことを反省し、今年は胡蝶蘭の王道である白に迫ってみました。一つの花の差し渡しが10㎝以上もあって、じつに堂々とした風格が漂っています。
110116phalaenopsis2と言いつつ、「おぉ、すごぉ」などとこんなあざといタイプにも擦り寄ってしまいます。こういう偶然を生み出すのも、たぶん栽培家の営々とした努力があってのこと…そんな抹香臭い締めで、自分の軽佻浮薄さを取り繕っておきます。

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1月15日(土) アンスリウム(ラベンダー・レディー)

110115lavender_ladyちょっと食指をそそられるアンスリウムを見つけました。前に、切り花でアンスリウムの見本帳みたいに各色そろえたことがありましたが、そのときのお店にはこういう面白い色はありませんでした。よくまあ、いろいろなタイプを作出するものです。
品種名(ラベンダー・レディー)で検索すると、ほとんどがラベンダーそのものにあたるので、まだそれほどポピュラーではないようです。仏炎苞の長さが10cm弱と小振りで、部屋のなかでも場所をとらないのがうれしい特性です。

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1月14日(金) カナリーヤシ(フェニックス)

110114phoenix_canariensis南国ムード漂うこのヤシは、案外に寒さには強くて、関東南部であっても寒風を避けられる場所なら、こうして立派に成長するようです。
俗にこれをフェニックスと呼ぶのは、学名がPhoenix canariensisだからで、属名を独り占めさせないよう、ちゃんとカナリーヤシと呼んであげたいものです。
見どころの鋭い葉だけでなく、今回は花蕾らしいものをつけた黄色い穂と、前年の実のツーショットに魅せられました。春に咲くという白い花がどれほどの大きさか(この高さではかなり撮影困難?)、今から楽しみです。

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1月13日(木) センダン

110113sendan空を見上げて、思わず「お見事!」とつぶやいてしまいました。被写体が少なくなる今の季節にはどうしても目立つので、あちこちでこの木にレンズを向けてきました。そんな思い出を探ってみても、今まででこれが最高の実り具合です。
ただ、美しいのはいいのですが、人間にとっては食用にもならず、その他の用途も聞きません。鳥も好んでは食べません。つまり、これは孤高の美なのです。
誰からアテにされるでもなく、ただひたすら寒風のなかに美しく立ち尽くす…ストイシズムの権化のようなその姿に、心のなかでそっと拍手を送りました。

<補注> 「好んでは食べない」という評価はやや不適切のようで、12月のうちからヒヨドリが集団でこの実を啄んでいることもありました。(2015年1月13日)

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1月12日(水) リュウキュウバショウ

110112ryuukyuubasyou冬の間は南の島で芭蕉を眺めながらのんびりと…などという話は夢物語として、せめて温室でその気分だけ味わってきました。露地ではすっかり段ボールのようになっている芭蕉が、こんなにバオバオと元気に葉を広げていました。
見上げた高みに、バナナかと思うくらいたくさんの実がついていました。残念ながらこの芭蕉は糸をとって布を作るためのもので、実は種だらけで食用には不適だそうです。たしかに、先日ここに載せた島バナナと比べてもずっと細くて短くて、まるで「食べさせてなんかあげないよ」と手を開いて拒否しているように見えました。

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1月11日(火) フユアオイ

110111huyuaoi冬にも葉が緑だから冬葵という説のほかに、冬にも花をつけるからという説もあって、その「花由来」説をしっかり支持できる一枚が撮れました。
これは返り咲きではなく、11月・12月とちゃんと咲き続けていたのを確認しています。花の後方に大きな実がボケて写っていて、寒くなってもこうやって順々に枝先に花をつけていることがわかります。
ただ、本来はもう少し広がる花びらが、寒さのせいか筒型につぼんだままでした。午前中も午後もこんな感じなので、季節のいいときに撮り直したいものです。

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1月10日(月) ブータンルリマツリ

110110ceratostigma本来は11月いっぱいが開花期とされているのに、陽だまりでこのようにしぶとく咲き残ってくれていました。一方、葉は寒さできれいに色づいている(本来は緑)ので、まるで作り物のような色のコントラストで花壇を賑わせています。
この花の名前を知っても、ブータンという国の正確な位置をイメージできなくて、世界地図を広げてみました。なるほど、インドと中国に挟まれて、西をネパールに接し、ヒマラヤの南麓にありました。
広さは九州と同じくらいなのに、海抜が南部の100mから北部の7,500mまでものすごい差で、もしかしたら国全体が急斜面かと勝手な想像を楽しみました。

<補注> ふつうのルリマツリはこちらです。

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1月9日(日) マメキンカン(キンズ)

110109kinzuきのうの八朔と比べると、その実はあまりにも小さくて、5円玉がこんなに巨大に見えるほどです。もちろん、なかは種だらけで、食用にはまったく不向きです。
これは温室で育っていたものです。近所には露地で育てているお宅もありますが、色づきがこれほどきれいではありません。実だけでなく木もコンパクトなので、観賞用として室内で育てるのが適切なようです。
もっとも、チビのくせに凶暴な棘がついていますから、うっかり怪我をしないように、しっかり鉢と距離をとれる環境は不可欠です。

<補注> タイトルに補足した「キンズ」は金豆と書き、マメキンカンの別名(盆栽にしたとき、こう呼ばれることが多いみたい)です。

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1月8日(土) ハッサク

110108hassakuハッサクは八朔と書き、「朔」は陰暦でいう「一日(ついたち)」のことですから、「この実はそのころ(8月初め)においしいよ」という簡潔明瞭なネーミングです。
ところが、味もやや簡潔明瞭なので、最近いろいろ作出される新柑橘類にシェアが押され気味です。シンプルイズベスト、もっと見直されてほしいものです。
表面のデコボコが少なくて、皮に艶があり、見かけがなかなか美人です。柑橘類の見分けにはずっと苦労していますが、このハッキリした色合いときれいな肌はしっかりと覚え込みたいものです。

<補注> 夏みかん系の可食時期についてはこちらです。(2014年3月5日)

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1月7日(金) カンレンボク

110107kanrenboku冬に入っても青々していたカンレンボクが、ようやく葉を落としました。わずかに残る葉も青いままなので、期待した色づきはどうやら見られない樹種のようです。
しかし、色も形もバナナのよう(ただしサイズは極小)だった実は、こんなに枯れてしまいました。殻が平らに割れて、ずいぶんな数の種が飛散したことでしょう。
どこかに実生の芽があればと思うのですが、この木の近くでそんな兆しを見たことがありません。中国南部の産だと言いますが、国がへそ曲がりだからと言って木の種まで気むずかしくなくてもいいのに、と残念しきりです。

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1月6日(木) ガガブタ

110106gagabuta盛りのころには水面がビッシリと葉で覆われていて、水中のしくみをうかがい知ることなど、まったくできませんでした。「いま明らかになるガガブタの実態」です。
ガガブタには、名前(鏡蓋)のもとになった浮葉のほかに水中葉もあるのですが、水面の葉が枯れたこの季節にも、それはまだ青みを見せていました。
水中のところどころでヒゲのようにフサフサしているのは「殖芽」と呼ばれる芽です。越冬芽とも呼ばれるこれが水中で分散して、今年もまた水面一杯にあの美しい花を咲かせてくれることでしょう。

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1月5日(水) カルドン

110105cardoonあの巨大なアーティチョークとは同科同属の仲間です。ただし、こちらは寒さに強いようで、こうして冬に株が展開してきて、どうやらこのまま、夏に花をつけるまでグングンと成長していくようです。
もっとも、萼や花托を食べるアーティチョークとは違い、このカルドンは茎を茹でて食べるのだそうで、こんな寒さのなかでもニョキニョキとのびているその部位は、いかにも食欲をそそる姿でした。

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1月4日(火) ヒメコウジ(チェッカーベリー)

110104checkerberry公園の花壇を飾っていました。15㎝ほどの高さで、這うように枝が広がっていて、いわゆるグランドカバーにとても向いた性質に見受けます。
夏に咲く花は残念ながら気づかずに過ごしてしまいましたが、いかにもツツジ科らしく、ドウダンに似た白い釣り鐘状だそうです。
さすがに姫というだけあって、ヤブコウジよりは華やぎがあります。実が大振りなのもうれしいし、冬には葉がこうして赤くなって彩りを添えてくれます。英名のチェッカーベリーも音がかわいくていいのですが、何のchecker(照合する人)さんなのか、あるいはどこが格子模様なのか、意味の想像がつかずに困っています。

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1月3日(月) チリマツ

110103chilean_pine正月三日目はちょっと珍しい松です。チリと言えば地震の多い国であって、この松はそんな火山性のアンデスの山々に生えているのだそうです。
まるでサボテンのような風体ですが、現地では40mもの高さに育つと言います。それが林立している光景を想像すると、世界の広さを実感します。
さてこのチリ松、別名では鎧杉とも呼ばれ、何度か話題にしている「松かい、杉かい?」の混乱に加担している困ったヤツでもあります。分類的にはナンヨウスギ科だそうですから、別名もしっかりと一緒に覚えておかなくてはなりません。

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1月2日(日) ダイオウショウ

110102daiousyou年甲斐もないフサフサとした頭髪なんて自分には似つかわしくないや、などと負け惜しみをつぶやきながら、それでも大王松を見るたびに羨望のため息をついてしまいます。松に嫉妬しても始まりませんが、まことに憎たらしい眺めではあります。
そうだ! もしかしたらこの松葉のエキスを飲むとか頭皮につけるとかすれば、頭髪がぐんぐんとのびてくるのではあるまいか。そしたら自分は若返るわ、一躍億万長者になれるわ、ウッハウハではあるまいか…。
あーァ、年の初めがこんなお馬鹿では、今年も知れた年に終わりそうです。

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1月1日(土) アカマツ

110101akamatu_b幹の先が不自然に終わっているのは、雷にでも打たれたのでしょうか。決して盆栽ではなく、自然の大きな木なので、人の手で無理に矯められた姿ではありません。
それでも折れたところから枝を張って、ちょっと味わいのある樹形に回復しているのが樹木の力強さです。落雷被害くらいでメゲちゃいかんぜよ!です。
しかし、昨今の不景気は落雷のように一過性ではなく、根腐れとか松食い虫みたいに執拗です。元旦の記事としては、そんな悪性の病から立ち直った松の木を載せたかったところでも、いやいや、松の木に頼るなんて弱気を起こさずに、「稼ぐに追いつく貧乏なし」をモットーに、今年もしぶとくがんばることにいたしましょう。

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