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1月30日(日) テイカカズラ

110130teikakazura
常緑低木(蔓性)とされる定家葛の幼木が冬色になっていました。真っ赤に色づいた葉もチラリホラリと混じって、冬の雑木林を彩ってくれます。
常緑という言葉からすれば、紅葉してしまっては話が合わなくても、ほかにも冬には色づくこと(もの)のある「常緑」の木としてナンテンサネカズラを過去にここに載せています。あらためて調べてみると、「常緑」とは「葉が1年以上枯れずに、全落葉しない」もののことで、決して「紅葉しない」ものではないのでした。
だったら「非全落葉植物」とでもすれば正確な表現なのに、英語でもevergreen plantですから肩透かしです。学問とは厳密なものだと畏れていると、こんな風にアバウトなところもポツポツあって、人間の体温を感じて温まってしまいます。

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コメント

はた衛門さん、こんにちは。
先日、わたしもきれいに色づいたテイカカズラを撮りました。
ほんとにいい色で、くるりと巻いたツルがかわいくて、
気に入っておりましたのに、
帰って見たら、いつもどおりボケていました。
以前から、テイカカズラやほかの緑の葉も
常緑なのにきれいに色づいている??と疑問に思うことがありました。
そうだったのですか。
常緑というのは、全落葉しないということなんですか。
また1つ賢くなりました。
こんなふうにカメラの腕も少しは上達してほしい・・・(ノ_-。)

投稿: ブリ | 2011-01-30 18:22

ブリさんへ:
そうなんですよ。ウチの常緑山法師なんて、
いまはまったくの茶色山法師になっていて、それでも
ふつうの山法師と違って落葉はしていませんもんねえ。
常緑って、なんだか誤解(かな、混乱かな)を招く
言い方ですよねぇ。

投稿: はた衛門 | 2011-01-31 05:43

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