1月22日(土) オヒルギ
いわゆるマングローブと呼ばれる樹種のなかで代表的なひとつです。オヒルギのオは雄で、当然ながらメヒルギもある(注2)というのに、ここには雌はいませんでした。
問題はヒルギで、蛭木とも漂木とも書くようです。蛭がぶら下がるのかと考えたりしても、かつて奄美のマングローブにボートを浮かべたとき、そんな注意をされた覚えはないので、たぶん当て字です。さらに、漂をヒルと読むとは初めて知りました。
おっと、名前談議よりは花です。ちょっとザクロの花を思わせる風体で、うつむいた萼のなかに花の裂片が見えています。
問題はヒルギで、蛭木とも漂木とも書くようです。蛭がぶら下がるのかと考えたりしても、かつて奄美のマングローブにボートを浮かべたとき、そんな注意をされた覚えはないので、たぶん当て字です。さらに、漂をヒルと読むとは初めて知りました。
おっと、名前談議よりは花です。ちょっとザクロの花を思わせる風体で、うつむいた萼のなかに花の裂片が見えています。
<補注1> マングローブ樹種という括りのなかでの仲間であるゴバンノアシを収録しました。(2018年12月31日)
<補注2> メヒルギの実(種)を見たことで、胎生種子というしかけを知りました。なお、上の本文中でヒルギの「オ」と「メ」が紛らわしい言い方になっていました。雌雄関係ではなく、葉や木が大きいオヒルギ、葉先が丸くて優しいメヒルギという形態差を表す名付け(属違い)です。(2019年12月28日)
<追録> 終わった花(萼:左端)のなかで、緑の子房が膨らみかけていました。(撮影:2019年12月28日)
2010年のきょう<イクソラ・コッキネア> 2009年のきょう<ヒメリュウキンカ> 2008年のきょう<チョウセンゴミシ> 2007年のきょう<シュロチク> 2006年のきょう<サンシュユ> 2005年のきょう<イヌビワ>
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