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12月8日(水) ホソバオケラ

101208hosobaokera
オケラがもうこんな姿になっていました。あの異常な夏の後遺症なのか、妙に生ぬるい冬ではあっても、季節はしっかり巡っていることを実感します。
しかし、その葉がこんなに細長いのは、別に異常気象のせいではありません。ふつうのオケラ(葉がもっと丸い)も、屠蘇散に使われて薬効があるとは言え、このホソバオケラは専ら生薬原料(注3)として中国からもたらされ、栽培されているものでした。
花はふつうのオケラよりもややピンクっぽくなるそう(注1)で、その違いに気づくことができるかどうか、またまた自分用テスト問題のストックができました。

<補注1> 我がマナコで確かめたホソバオケラの花は、ピンクっぽいとは思いにくい色合いでした。(2014年10月5日
<補注2> 冠毛と種の姿を眺めてみました。(2017年12月28日
<補注3> ホソバオケラとともに漢方・蒼朮(そうじゅつ)の原料とされているシナオケラを収録しました。(2024年11月8日

2009年のきょうイイギリ> 2008年のきょうギンリョウソウモドキ(アキノギンリョウソウ)> 2007年のきょうダケカンバ> 2006年のきょうコクサギ> 2005年のきょうサルトリイバラ(サンキライ)> 2004年のきょうガーデンシクラメン

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