12月29日(水) カシワバハグマ
尾根道から見下ろした斜面が白い綿毛の輝きにあふれていて、いったいなんだろうと思ったらカシワバハグマの枯れ姿でした。
同じハグマでも、性悪なキッコウハグマには今年は泣かされ通しでした。それに比べるとこのカシワバハグマはとても観察しやすく、枯れてからもこんなに辞儀を正して迎えてくれました。人間の世界だけでなく、植物にも優等生はいるものです。
まるで植物標本のように、花どきの姿をとどめたまま枯れていくとは篤実なことで、「お疲れさま」と肩を揉んであげたい誘惑にかられます。
同じハグマでも、性悪なキッコウハグマには今年は泣かされ通しでした。それに比べるとこのカシワバハグマはとても観察しやすく、枯れてからもこんなに辞儀を正して迎えてくれました。人間の世界だけでなく、植物にも優等生はいるものです。
まるで植物標本のように、花どきの姿をとどめたまま枯れていくとは篤実なことで、「お疲れさま」と肩を揉んであげたい誘惑にかられます。
2009年のきょう<イタドリ> 2008年のきょう<セイタカアワダチソウ> 2007年のきょう<ツルマサキ> 2006年のきょう<サツキ> 2005年のきょう<トサミズキ> 2004年のきょう<キダチアロエ>
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コメント
何を見て優等生と感じるか・・・
さすが師匠、その枯れた立ち姿を見て感動する・・・
うーん、なかなかできっこない植物学者?ですね。
私ならさしずめ「なーんだかれちゃっているじゃん」
で終わりなのに・・・そこはかとなく植物に対する愛情が感じられますよ。
投稿: zenpeichan | 2010-12-29 16:51
こんな風につつましやかに枯れていきたいと思いながらも、
理想と現実のギャップの深さに戸惑ってばかりです(涙)。
投稿: はた衛門 | 2010-12-30 10:39