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12月18日(土) リンドウ

101218rindo
リンドウをこよなく愛して、庭一面を紫色に染めてご満悦だった男性が、今年はそれをよく楽しめもせずに逝ってしまいました。後日、そのリンドウが満開のころにお弔いに見えた男性が、その花畑を見て「憧れの庭だ」と言ったそうです。
たまたま二人とは言え、リンドウが男性に好かれることをしみじみ知りました。
足が埋もれそうな落ち葉のなかから健気に顔を覗かせる姿を野山で見ると、庭に咲くそれとはまた違う、したたかな生命力を感じます。リンドウを好む人は、その美しい花色もさることながら、きっと山道であの粘り強さを見て惚れ込むのでしょう。

2009年のきょうチドリノキ> 2008年のきょうマルバアキグミ> 2007年のきょうハクサンボク> 2006年のきょうムクロジ> 2005年のきょうマリアアザミ> 2004年のきょうワビスケ

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コメント

師匠に好かれるようなリンドウですね。
私はどちらかというと・・・うーん、どうなんでしょう。軟弱なんですねぇ。

投稿: zenpeichan | 2010-12-18 21:42

zenpeichanさんへ:
こうして自然状態でネザサなどに紛れていると地に這うようにのびるし、
庭で競合するものがないときはスックと茎が立つのです。
逆の方が日光を得るには理にかなうと思うのに、
植物には共存共栄という崇高な理念があるのかと考えさせられます。

投稿: はた衛門 | 2010-12-19 06:42

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