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11月20日(土) キチジョウソウ

101120kitijousou今年の正月に背負った宿題が、「吉祥草の実はなぜ見つけにくかったのか」ということでした。こうしてマジマジと花を見て、その原因が少しわかりました。赤い雌シベ(花柱)がある花とない花があるのです。(写真は拡大可能です)
吉祥草は、どうやらトチノキヤブミョウガで知ったタイプ=両性花と雄花の混在型らしいのです。検索すると雌雄異株という表現も出てはきても、花柱が皆無という穂は少なくても見当たりませんでした。ただ、赤い柱をつけた花が主流の株と、それが極めて少ない株(左端の花穂)という差はハッキリしています。
当然ながら、実が見つかる可能性は前者の株が高いわけで、いったいこれらの両生花がどのくらいの確率で結実するものか、継続調査課題とあいなりました。

<追記> ちょっと心配していたとおり、「よく見えない」というコメントをいただきました。そこで花柱が多いものとそうでないものの比較写真(↓)を作りました。左は1本の穂に少なくとも7個の両性花があり、右の写真では花穂が2本あるにもかかわらず、両性花は合計で3個しか見つかりません。
101120kitijousou_katyu
2009年のきょうイワニガナ(ジシバリ)> 2008年のきょうチシャ(レタス)> 2007年のきょうオキザリス・フラバ> 2006年のきょうレンギョウ> 2005年のきょうツリバナ> 2004年のきょうチャノキ

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コメント

大変興味深い話ですが、
「赤い柱をつけた花が主流の株と、それが極めて少ない株(左端の花穂)という差」
が大きな写真を見てもわからないのです。

投稿: ryoi | 2010/11/20 08:18

ryoiさんへ:
リクエスト、ありがとうございます。
比較写真をつけてみましたが、いかがでしょうか?

投稿: はた衛門 | 2010/11/20 09:28

はた衛門さん、よーくわかりました。
ありがとうございます
これで、今日からまたこの花を撮るのが楽しくなります。
植物はつくづく不思議ですねぇ。

投稿: ryoi | 2010/11/21 06:07

ryoiさんへ:
あー、よかったぁ。
あ、お近くにもありますか。
ぜひ雌雄混株説の裏付け調査にご協力をお願いいたします。

投稿: はた衛門 | 2010/11/21 06:53

我が家の吉祥草も花が咲きました。
はた衛門さんに触発されて、「雌雄混株説」少し調べてみました。
リンクさせていただきましたので、よろしくお願いします。

投稿: ぴょんぴょん | 2010/11/26 21:32

ぴょんぴょんさんへ:
うわー、ご自宅に吉祥草があるとはうらやましいですねー。
どんな調査結果が出たことでしょう(ワクワク)。

投稿: はた衛門 | 2010/11/27 06:14

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