11月2日(火) カエンキセワタ(レオノチス)
草木のことをこうして記録し始めた年の秋、この花の正体がわからないまま「増補版」に写真を載せました。ほどなくお教えが入り、めでたく名前が判明しました。
あれから6年、超久しぶりの再会です。背が高いことでは皇帝ダリアにも引けを取りませんから、もう少し流行ってもよさそうなのに、いまだにレアもののようです。
かつて教わった名前はレオノチス(属名そのまま)でした。しかし、このブログも成長(?)し、最近は標準和名を優先しているし、9月にはキセワタも載せているので、きょうはカエンキセワタをメインタイトルにしました。
あれから6年、超久しぶりの再会です。背が高いことでは皇帝ダリアにも引けを取りませんから、もう少し流行ってもよさそうなのに、いまだにレアもののようです。
かつて教わった名前はレオノチス(属名そのまま)でした。しかし、このブログも成長(?)し、最近は標準和名を優先しているし、9月にはキセワタも載せているので、きょうはカエンキセワタをメインタイトルにしました。
さて、余談です。そのカエンを漢字にすると、火焰もしくは火炎です。焰と炎、いったいどう違うのか、調べてみました。
【焰(正字は燄】 火がはじめてもえて未だ盛んならざる義
【炎】 もえあがる、さかんなり、焰に通ず <出典:字源>
なるほど、燃焼の段階が違うようです。ただ、仕舞いに「焰に通ず」とあるので、この見解もややトーンダウンします。
まあ、せっかく発見した違いですから燃焼段階説をとるとして、問題はこの花を「はじめチョロチョロ」段階と見るか、「なかパッパ」状態と見るかです。6年前に見たのは「炎」で、今年のものは「焰」…などというわけにはいかんでしょうから、ここは「標準和名はカタカナ表記」という慣行に助けられておくことにします。
【焰(正字は燄】 火がはじめてもえて未だ盛んならざる義
【炎】 もえあがる、さかんなり、焰に通ず <出典:字源>
なるほど、燃焼の段階が違うようです。ただ、仕舞いに「焰に通ず」とあるので、この見解もややトーンダウンします。
まあ、せっかく発見した違いですから燃焼段階説をとるとして、問題はこの花を「はじめチョロチョロ」段階と見るか、「なかパッパ」状態と見るかです。6年前に見たのは「炎」で、今年のものは「焰」…などというわけにはいかんでしょうから、ここは「標準和名はカタカナ表記」という慣行に助けられておくことにします。
<補注1> 花の細部に注目しました。(2010年12月21日)
<補注2> 同属(見分けがやや不安)を収録しました。(2024年7月11日)
2009年のきょう<ジョウリョクヤマボウシ> 2008年のきょう<ジャケツイバラ> 2007年のきょう<ルリフタモジ> 2006年のきょう<ナカフオリヅルラン> 2005年のきょう<クフェア・タイニーマイス> 2004年のきょう<ユリノキ>
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コメント
you tube にこの葉を使って(スモークしたのかどうか知りませんが)ラリっている白人デブ男の動画がありましたっけ。
薬を使わなくても2,3日寝ずに、めいっぱい脳を使っていれば似たような効果があるのだけど・・・
投稿: ryoi | 2010-11-02 11:44
はた衛門さん、こんばんは。
この子、皇帝ダリアぐらい大きいのですか。
みたとき、クルマバナの色違いかなと思ったのですが、
大きさが全く違いますね。
増補版のほうも拝見いたしましたが、
あんなのがお庭からはみ出していましたら、
〝なんだこりゃぁ~〟ですよぉ
投稿: ブリ | 2010-11-03 01:03
ryoiさんへ:
およよ、これってそんなアブナイものだったんですか!?
道理であまり見かけないわけだ。
規制されたりしてるのかな?
ちょちょ、2・3日寝ないなんて、ryoiさん、そんな芸当、、、しそうだなぁ(笑)。
ブリさんへ:
あらら~、ずいぶん見上げて撮ったんですけど、
言われてみるとぜんぜんスケール感のない写真ですねえ。
修行が足らん!(涙)
投稿: はた衛門 | 2010-11-03 07:05
カエンキセワタがやっと少し咲きました。
花びらに大根の薄切りみたいなものがリボンのようにかかっているのですが、これは何でしょう?
ちゃんと教えてくださいね。
投稿: ryoi | 2010-11-13 17:02
ryoiさんへ:
え、なんですか、それ?
自分で撮ったときは、ぜんぜん気づきませんでした。
どれどれ、お邪魔してみます。
投稿: はた衛門 | 2010-11-14 07:14