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11月11日(木) カイノキ(ランシンボク)

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カイノキがみごとに色づいていました。この木の紅葉というと、すぐに備前市の閑谷(しずたに)学校が取り上げられます。しかしそんなに遠くに出かけずとも、これは隣町にある旧制浦和高校の跡地で撮りました。
さて、どちらの場所も学校です。なぜ? これらの木の親は、中国・孔子廟にある大木で、そこから持ち帰られた種がこうして学問の場で育っているのだそうです。
雌雄異株で、紅葉が美しい木には実がなかったので雄のようです。
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しかし、脇にもう1本あって、こちらは色づきは悪くても実がぶら下がっていました。ただ、どうもこの枝は風折れしたようです。ほかには実が見つからなかったので、赤紫の美しい実の見物は来年の楽しみとしておきます。

<補注1> 花どきの様子を載せました。(2013年4月27日
<補注2> 標準和名がランシンボクと知ったものの、過去記事はタイトルにだけそれを補足することにしました。(2018年7月2日

2009年のきょうオシロイバナ> 2008年のきょうシュウメイギク(八重)> 2007年のきょうセイオウボ(西王母)> 2006年のきょうラッキョウ> 2005年のきょうミツマタ> 2004年のきょうウメモドキ

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コメント

「mihochan、カイノキってどうして校庭などに植えられていることが多いのか知っている?」
そんな講釈をしたくなるような有益情報です。
しかしこうやって話をするとすぐに「それって、はた衛門さんのブログでしょう」と必ず言い換えされます。
それほど師匠は我が家になくてはならない方になりました。ありがとうございます。お礼はいいですよ(笑)

投稿: zenpeichan | 2010-11-11 10:10

zenpeichanさんへ:
あれれ、お近くの学校にもカイノキ、ありますか?
ウルシの仲間なので、とてもきれいに色づきますよね。
奥さまによろしく~!です。

投稿: はた衛門 | 2010-11-11 15:09

こんばんわ。カイノキは湯島の聖堂にもあって、由来の立て札がありました。
あと、上野の国立博物館の法隆寺館の側にもあって、お腹に名札だけついてます
どちらも、なかなか立派な樹で紅葉も見事ですから、(今年は見てませんが…)
お出かけの際には、ぜひチェックをおすすめします。好きな樹が出て来ると、つい、話したくなっちゃって。

投稿: tanzawakara | 2010-11-11 22:27

広池学園(麗澤大学)(千葉県)のキャンパスにもカイノキが植えられています。
大木で真っ赤に紅葉する木ですが、黄葉するのもあるそうですね。
艶のある赤で燃えるような感じがします。
綺麗な実をいつも見逃しています。
残念です。

投稿: とんとん | 2010-11-11 22:44

tanzawakaraさんへ:
へー、いろんなところにあるんですね。
カイノキなんて、なんじゃそれ?と言われるかと思ったら、
意外に有名なので、少し驚きました。

とんとんさんへ:
あ、麗澤大学の木は知名度がありますね。
この浦和のものは「高さ16m」とありました。
きっと、もっと大きいのでしょうね。

投稿: はた衛門 | 2010-11-12 06:48

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