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11月10日(水) ウラジロノキ

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赤い実に引き寄せられて近づいたら、色づき始めた葉がとても特徴的でした。
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深く刻まれた葉脈がまっすぐに走り、その先は鋭く尖っています。そのギザギザの一つを仔細に見ると、山型のなかにまた小さな山がある、いわゆる重鋸歯です。そして決定的なのは葉の裏面のこの白さです。
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この木で思い出すのは一昨年の春です。あと1週間も遅ければ真っ白に咲く花に会えたのに、ちょっと遠出した場所だったために、くやしいお別れをしたのです。上の写真がそのときのもので、春には葉の表面も白っぽい(毛がある)ことがわかります。
しめしめ、今度見つけた木はあるお宅の庭木なので、何度でも通うことが可能です。花つきは山のものには及ばないはずでも、なにごとも欲を言ってはいけません。

<補注1> 満開の様子は3年後にとらえました。(2013年5月7日
<補注2> 黄葉と樹皮の様子を記録しました。(2018年12月12日

2009年のきょうトキリマメ> 2008年のきょうミドリハッカ(スペアミント)> 2007年のきょうトウゴマ> 2006年のきょうシロアザミゲシ> 2005年のきょうヒメツルソバ> 2004年のきょうアオジクユズリハ

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