« 10月3日(日) アオハダ | トップページ | 10月4日(月) ギンミズヒキ »

追加編 : サジガンクビソウの付箋紙作戦

101004sajigankubisou
花を撮ってからおよそひと月が過ぎ、サジガンクビソウの実が枯れ上がりました。根もとに葉を残している場所があるものの、ほとんどは葉も落ちています。昔、郵便局員さんがこんな形のスタンプをパタトン・パタトンと押していたような…。
そんなスタンプ面にそっと触ってみたら、種は脆くも崩れ、指先でこんな具合に盛り上がりました。種や指がテラテラしているのは実に備わっていた油です。粘りのある油で、指を軽くふるったくらいでは種は落ちません。
種の先に小さな棘らしきものもあり、油だけで媒介者にまとわりつくのではなさそうとは言え、種にも付箋紙作戦があることを初めて知りました。

|

« 10月3日(日) アオハダ | トップページ | 10月4日(月) ギンミズヒキ »

コメント

「種にも付箋紙作戦」ってなるほどですねぇ・・・
植物の生き延びるための秘術なんでしょうか。
今朝は雨が9時頃から降り出しましたが、師匠の所はいかがですか。

投稿: zenpeichan | 2010-10-04 11:22

zenpeichanさんへ:
降ったり止んだり、こちらはずっとどんよりです。
暑くも寒くもなくて、なんともノターとした日ですね。

投稿: はた衛門 | 2010-10-04 16:11

お邪魔します。
ヤブタバコの仲間は大好きで、いつも熱心に撮ってしまいますが、中でも大好きなサジガンクビソウは未撮です。
実の枯れたところもとってもも素敵♪
種を触ると油がいっぱいとは全く知りませんでした。
強力なひっつき虫ですね。

以前、ヤブタバコの真っ白に枯れてもきちんと茎についたままのところに出会って、種も櫛のように揃った姿をうっとりと眺めてきました。北本自然観察園で)

ピンクマンジュシャゲのところで紹介していただいるURLhttp://lycoris.jp/syasin.htmlは、OSの関係なのか、「ページが見つかりません」の表示が出てしまい残念でした。
ヒガンバナほどは花弁は反り返らないのに、雄蕊の様子はヒガンバナ。
インカルナータは、蕊がもっと短くて、これほど花弁が開くことはありません。
ピンクマンジュシャゲの様子は、日本犬と外国犬の雑種で毛がぼさぼさのワンちゃんのイメージですね。(笑)
一体あなたは何者?と、聞きたくなるような興味深いお花を紹介していただき、ありがとうございます。^^

投稿: とんとん | 2010-10-05 15:09

とんとんさんへ:
あ、そう言えばワタシはヤブタバコやふつうのガンクビの実を
撮っていませんでした。宿題が増えるばかりです。

あー、やっぱり感じが違いますか。がっくり(笑)。

投稿: はた衛門 | 2010-10-06 08:01

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 10月3日(日) アオハダ | トップページ | 10月4日(月) ギンミズヒキ »