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追加編 : イチビの種

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近所の廃屋の玄関脇にイチビを見つけました。もう葉は枯れきっているのに、まだしぶとく花を咲かせているところは、さすがに強害草とされる所以です。
不法家宅侵入を咎める眼がないのをいいことに、種をつけた茎を1本いただくことにしました。ところが、その茎は硬くて強く、とても手では千切れません。
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やむなく茎についたままの莢を指で開いてみました。茎と違い、莢はあっけなく花床からはずれます。莢の先についたフックが「ひっつき虫」になるのでしょう。
ひとつの莢にはたくさんの種が入っていました。かわいいハート型にも見えるし、風合いからは芋虫の佃煮を想像したりして、イチビは種もなかなかに個性的でした。

<補注> この種は簡単に育ち、その茎から繊維を取る実験ができました。(2011年9月11日

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コメント

いやぁ、これは面白いタネですね。
芋虫の佃煮まさに言い得て妙です。
タネで植物の性質など見抜けちゃうんじゃないですか?

投稿: zenpeichan | 2010-10-16 20:46

zenpeichanさんへ:
あ、佃煮説、受けました?
プランターに播いてみたんですけど、
うまく生えてきたらおなぐさみです。

投稿: はた衛門 | 2010-10-17 07:37

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