10月19日(火) タヌキマメ
摩訶不思議などという軽々しい言い方は慎みたくても、予習なしでこんな姿に出会ったら、噴き出すか考え込むか、どちらかだと思います。誰かのイタズラではないかと訝しげにこれをつついているオジサンの姿はさぞや滑稽だったことでしょう。
茎の先端で咲く花は、たしかにマメ科特有の蝶型です。しかし、笹よりも細くて長い葉にマメ科のイメージは欠片もありません。そして一度見たら忘れられないこの毛むくじゃらの実です。さしずめタヌキの組み体操でしょうか。(高さ30㎝ほど)
林の縁の薄暗がりに、ポンポコポンポコと賑やかに並んでいました。
茎の先端で咲く花は、たしかにマメ科特有の蝶型です。しかし、笹よりも細くて長い葉にマメ科のイメージは欠片もありません。そして一度見たら忘れられないこの毛むくじゃらの実です。さしずめタヌキの組み体操でしょうか。(高さ30㎝ほど)
林の縁の薄暗がりに、ポンポコポンポコと賑やかに並んでいました。
<補注1> 完熟した実(種)の姿を収録しました。(2011年12月13日)
<補注2> 花の咲き出しは案外に早い時期でした。(2013年8月16日)
<補注3> マメ科タヌキマメ属の仲間には花が黄色いサンヘンプがあります。(2018年8月26日)
2009年のきょう<エノキウツギ(ウオトリギ)> 2008年のきょう<マツブサ> 2007年のきょう<ミヤマガマズミ> 2006年のきょう<ヨモギ> 2005年のきょう<イシミカワ> 2004年のきょう<ギシギシ>
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コメント
かわいい~♪
そういえば枝豆も実にうぶ毛がたっぷりついてますね。
これって、なんのためでしょう?
エステして、つるっとしててくれると茹でやすいのですがねえ。
投稿: ちとせ | 2010-10-19 09:01
おお、懐かしいタヌキマメ。
ちゃんと撮るときれいなんですから、いっぱい咲いた時また載せて下さい。
実は初めてブログで見て、あまりの珍しさに結構探しましたが、野生のものは見つからなかったんです。そしたらある日、あの閉店した山野草の店に、売っていたので早速求めました。 よく成長して種も取れて播いておいたのですが、翌年1株だけ出て、次の年からは消えてしまいました。
発芽率は悪いそうですよ。
投稿: ryoi | 2010-10-19 10:37
はた衛門さん、こんにちは。
ほんと、かわいいぃ~←なんか重いなぁ
やはり若さが足りないのか!
わぁ~ポンポコポンポコとならんで腹鼓をうっているとこ
見たい見たい!←想像がふくらみすぎ。
投稿: ブリ | 2010-10-19 11:10
じーっと見たかったので拡大してみましたよ。
なーるほど、そうだったんだぁ。
初めて知ったタヌキマメ。いろいろと想像させてくれる
ところにこのタヌキマメの偉大さと化かし加減があるん
ですねぇ・・・今週のヒット(笑)作品でしょうか。
投稿: zenpeichan | 2010-10-19 15:56
わぁ、いいなぁ。
まだ出会えてません。
見たいなぁ!
どこに引っ越したらいいですか? ヾ(--;)
投稿: waiwai | 2010-10-19 19:46
ちとせさんへ:
ホントだ。枝豆の毛ね~。
なんのためにあるんだろ?
食べるのに忙しくて、考えなかった。
意味のないものも、世のなかには必要ってこと?
ryoiさんへ:
恐るべし、ryoiさま。なんとタヌキマメをご存じだったとは。
はい、ワタシも種をまさぐってみました。
残念ながら、塩梅のいいものがありませんでした。
ブリさんへ:
おお、ブリさんもお初でしたか。
知らないで見たときの衝撃を奪ってしまいましたね。
申し訳ありません。
zenpeichanさんへ:
あれま、タヌキだけじゃなくて、どれでも拡大して見てくださいませ!
おっと、いやいや、今週はまだまだ隠し球がありまして(笑)。
waiwaiさんへ:
おほ、waiwaiさんの楽しみも奪ってしまった!
なんてワタシは罪な奴なんだ~(笑)。
投稿: はた衛門 | 2010-10-20 07:15