10月18日(月) イヌショウマ
花はオオバショウマ風(花柄がない)で、葉はサラシナショウマ風(切れ込みのある複葉)という主体性のなさが犬呼ばわりされる原因に思えます。
もっとも、通説では解熱・解毒の薬になる晒菜升麻と違って有用性がないから犬だそうです。ただ、この犬=無用説にはほかの植物でもいつも「犬は役に立つ」という反論が出ます。たぶん愛犬家の皆さまを中心としたご意見でしょう。
一方、「イヌはイナ(否)で、升麻にあらずのこと」なのだと唱える人もいます。しかしこれだと「升麻でないならなんなのさ?」という突っ込みも来そうです。
「幕府の犬め!」みたいな言い方で、我々はどっちつかずを罵ってきた(時代劇のなかだけ?)のですから、植物名にポピュラーな「イヌ」呼ばわり問題は、ことイヌショウマに限れば「はた衛門説=どっちつかず」が意外といけそうな気がします。
おっと、これがそのどっちつかずの一方の原因である葉です。晒菜よりは切れ込みが浅くは見えても、これだけ見せられたら口をつぐみそうです。
もっとも、通説では解熱・解毒の薬になる晒菜升麻と違って有用性がないから犬だそうです。ただ、この犬=無用説にはほかの植物でもいつも「犬は役に立つ」という反論が出ます。たぶん愛犬家の皆さまを中心としたご意見でしょう。
一方、「イヌはイナ(否)で、升麻にあらずのこと」なのだと唱える人もいます。しかしこれだと「升麻でないならなんなのさ?」という突っ込みも来そうです。
「幕府の犬め!」みたいな言い方で、我々はどっちつかずを罵ってきた(時代劇のなかだけ?)のですから、植物名にポピュラーな「イヌ」呼ばわり問題は、ことイヌショウマに限れば「はた衛門説=どっちつかず」が意外といけそうな気がします。
おっと、これがそのどっちつかずの一方の原因である葉です。晒菜よりは切れ込みが浅くは見えても、これだけ見せられたら口をつぐみそうです。
2009年のきょう<ヒメグルミ> 2008年のきょう<クスノキ> 2007年のきょう<スズラン> 2006年のきょう<サラシナショウマ> 2005年のきょう<タイワンホトトギス> 2004年のきょう<ハナミズキ(アメリカヤマボウシ)>
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