10月16日(土) ユーパトリウム・チョコレート
フジバカマかな、と思って近づくと、花が賑やかすぎました。茎が奔放に枝分かれしてワサワサと繁る姿や大きさはヒヨドリバナを思わせます。
そのヒヨドリバナもフジバカマも、どちらもキク科ヒヨドリバナ属(Eupatorium)です。その属名をそのまま名乗ってしまう(注)のだから、図々しいというか厚かましいというか、盛大に蔓延(はびこ)る強健さとともに、なかなか侮れない存在です。
接写してみると、花が賑やかなのは二股に割れた雌シベのせいでした。しかし雄シベが見つかりません。たいがいで諦めることにしました。
葉の表側の緑が深いのは、たぶん裏の臙脂色が効いていそうです。チョコレートという軽薄な園芸名のわりに渋い存在です。
そのヒヨドリバナもフジバカマも、どちらもキク科ヒヨドリバナ属(Eupatorium)です。その属名をそのまま名乗ってしまう(注)のだから、図々しいというか厚かましいというか、盛大に蔓延(はびこ)る強健さとともに、なかなか侮れない存在です。
接写してみると、花が賑やかなのは二股に割れた雌シベのせいでした。しかし雄シベが見つかりません。たいがいで諦めることにしました。
葉の表側の緑が深いのは、たぶん裏の臙脂色が効いていそうです。チョコレートという軽薄な園芸名のわりに渋い存在です。
<補注> 現在は Eupatorium(ヒヨドリバナ属)が細分され、このユーパトリウム・チョコレートは Ageratina(アゲラティナ属)とされています。
そのアゲラティナ属の代表的なものがマルバフジバカマ(Ageratina altissima)であり、チョコレート(チョコラータとも)はその園芸品種になります。(2021年秋)
2009年のきょう<キバナノツキヌキホトトギス> 2008年のきょう<エゾユズリハ> 2007年のきょう<アキカラマツ> 2006年のきょう<ツリフネソウ> 2005年のきょう<シュウメイギク(ピンク)> 2004年のきょう<タイワンホトトギス>
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コメント
おお、我が家のと同じユーパトリウムチョコラータだぁ・・・何だかとっても嬉しいですよ。そう、これが意外と大きくなっちゃって、せっかくの白のガーデンがこれ一つでふさがっちゃうほどです。(ちょっと大げさ、でもだいたいはOK?)
投稿: zenpeichan | 2010-10-16 20:45
zenpeichanさんへ:
なんとまあ、チョコラちゃんまで育てておいででしたか。
いくらでものびるみたいなんで、どんどん切り花に使えそうですね。
投稿: はた衛門 | 2010-10-17 07:40