10月12日(火) カシワバハグマ
![101012kasiwabahaguma1 101012kasiwabahaguma1](http://hatazakura.air-nifty.com/blog/images/2010/10/06/101012kasiwabahaguma1.jpg)
林のなかの薄暗がりに、なんだか親しみある形の花が浮き上がっていました。記憶の襞をまさぐるまでもなく、削り節のようなこの花弁はコウヤボウキと瓜二つ(ともにキク科コウヤボウキ属で、同科オケラ属のオケラの花も似た感じ)です。
ただし、枝がしどけなく横に倒れかかるコウヤボウキと違い、カシワバハグマの草姿は小さくともシャッキリと自立しています。
![101012kasiwabahaguma2 101012kasiwabahaguma2](http://hatazakura.air-nifty.com/blog/images/2010/10/06/101012kasiwabahaguma2.jpg)
残念ながら、葉はカシワというほどには本尊に似ていません。たぶん、堂々とした作りと大きく波打つ鋸歯が、命名者の感性にガシッと食い込んだのでしょう。
ただし、枝がしどけなく横に倒れかかるコウヤボウキと違い、カシワバハグマの草姿は小さくともシャッキリと自立しています。
![101012kasiwabahaguma2 101012kasiwabahaguma2](http://hatazakura.air-nifty.com/blog/images/2010/10/06/101012kasiwabahaguma2.jpg)
残念ながら、葉はカシワというほどには本尊に似ていません。たぶん、堂々とした作りと大きく波打つ鋸歯が、命名者の感性にガシッと食い込んだのでしょう。
2009年のきょう<ベニバナチャ> 2008年のきょう<ナツメ> 2007年のきょう<ジュウガツザクラ> 2006年のきょう<ヤブタバコ> 2005年のきょう<ダンギク> 2004年のきょう<コムラサキ>
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コメント
カシワバハグマがあるところただ1カ所。
しかしこの場所を最近おばさん連中が知って、アツモリソウとか全部持って行かれてしまいました。
カシワバハグマは女の趣味ではないから大丈夫だと思うけど心配だなぁ。
今日明日暇が出来たら行ってみます。
がっかりするのが嫌で行きたくない気持ちも半分です。
投稿: ryoi | 2010-10-12 07:17
我が家のカシワバアジサイ、ちょっとだけ葉が紅葉してきています。しかしカシワバという名がついても葉っぱが似ているかどうかいろいろですね。
投稿: zenpeichan | 2010-10-12 07:53
ryoiさんへ:
ええッ!! アツモリソウが自生していたんですか!!
それを持って行ってしまう!! なんちゅう所業!
天は許してもワシが許さーん!
zenpeichanさんへ:
あ、そうか。アジサイの方はまだ柏葉っぽいですね。
なかなか、ネーミングも大変みたいです。
投稿: はた衛門 | 2010-10-12 09:46
はた衛門さん、こんにちは。
ほんと、コウヤボウキににていますね。
お花やガクのあたり。でも、葉が。
えらそうに言っていますが、いざ、このお花が咲いていたら、
コウヤボウキだとおもって、見過ごしているかも。
しっかり見よう、右左!
投稿: ブリ | 2010-10-12 11:47
こんにちは。
私がうろつく山では、これしか咲いておりませんね。
コウヤボウキもオケラも、まだ実際に見たことないです。
今年はちょっと時期が遅かったのか、昨年ほどの花数ではなく、がっかりでした。
とは言え、気合いを入れないと行けない遠距離ですから、タイミングを計ってというのは無理なんですが…。
にしても、このちょっと縮れた花びらが、何とも言えない味を出していて、好きですねえ。
投稿: きおねこ | 2010-10-12 16:35
ブリさんへ:
ね、似てるでしょ。
でも大丈夫。全体の姿はまるで違いますから。
早く見つかりますように。
きおねこさんへ:
あらま、それは残念。
三つのなかでは、コウヤボウキが一番どこにでもあるはずなので、
この秋に出会えるといいですね。
あ、冬の枯れた姿の方が見つけやすいかな。
投稿: はた衛門 | 2010-10-13 07:48