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追加編 : オオモクゲンジ

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モクゲンジの実を見て驚いたのが始まりで、オオモクゲンジの実にも気づくことができ、そのあと、おととし去年に両方の花も撮りました。これで一件落着と思っていたのに、また今年もオオモクゲンジを載せる羽目になりました。
まず1枚目(↑)は、はるか頭上で展開される満開の花の写真です。
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当然ながら木の下は賑やかに黄色くなるわけで、2枚目はその様子です。
ここで「きれいだったァ~」と先に進めばいいのに、今年は「あれ?」と足が止まりました。円周上の半分にだけ偏った4枚の花びらに8本の雄シベがくっついているものの、どの花にも雌シベが見当たりません。
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そこで枝に残った花にグッと寄ってみました。なんと、これはトチノキヤブミョウガで親しんだ「象の鼻」ではありませんか。
鼻の付け根の白い毛の先は葯の痕跡に見えるので、もしそうなら両性花だし、そうでなければこれは雌花ということで、つまりオオモクゲンジは雌雄同株の雌雄異花か、あるいは雌雄混株のどちらかのようです。
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4枚目は、その雌花または両性花が袋になりかけた姿です。この袋(実)がついている箇所以外に残る花柄の痕跡は雄花のものでしょう。果たして象の鼻は雌花なのか両性花なのか、また、モクゲンジの方も同じ仕掛けなのか、課題は課題を呼ぶといういつもの展開ではあっても、懲りずに牛の歩みは続きます。

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