9月6日(月) ツノナス(フォックスフェイス)
思わぬ出会いの2年前はもう実が狐色(?)になっていて、花は終わっていました。花を撮りたくて、去年、その場所へ行ってみたら、連作を避けた(ナス科)ようで、影も形も見ることはできませんでした。
そして今年もまた、思わぬ出会いでした。別のものを探して迷い込んだ緩斜面の畑のなかで、遠くからもそれとわかる雄渾な姿(丈は2m以上)でした。
葉の付け根に次々と咲いて稔るのは、いかにもナスの仲間です。表裏とも毛深くて大きな葉が陽を遮り、それが花や実をほどよく守る役割(注)をしているようです。
そして今年もまた、思わぬ出会いでした。別のものを探して迷い込んだ緩斜面の畑のなかで、遠くからもそれとわかる雄渾な姿(丈は2m以上)でした。
葉の付け根に次々と咲いて稔るのは、いかにもナスの仲間です。表裏とも毛深くて大きな葉が陽を遮り、
<補注> 上記見解(葉が花や実を光線から保護)は的外れでした。陽の周り具合で、花や実はしっかり直射日光を浴びることがわかりました。(2014年9月26日)
2009年のきょう<イチヤクソウ> 2008年のきょう<ヤマシャクヤク> 2007年のきょう<ウワミズザクラ> 2006年のきょう<ギンドロ> 2005年のきょう<リコリス・オーレア> 2004年のきょう<イタドリ>
| 固定リンク
コメント
ほんと、このフォックスフェイスは面白いですねぇ。黄色になった姿に驚いてよく見ます。当然ながら我が家にはありません。何年も待ちかねて撮りに行く姿に探究者の正しき姿を感じますよ。執拗なその頑張りが素晴らしい成果を得ることになるんですねぇ・・・脱帽!
投稿: zenpeichan | 2010-09-06 09:41
こんにちは。
住んでいる所が田舎で、息子の同級生には農家が結構おります。
一昨年だったか、総合学習でそのうちの一件にお邪魔した時に、お土産にもらってきたのがこれでした。
以前から花屋さんで売られているのを見かけてはいましたけど、手に取って見れたのはこの時が初めてでしたっけ。
今年の春、たまたま種が手に入ったので植えたのですが、この夏の暑さにすっかり弱ってます。
2m位に育つのは分かってましたが、1mにも達していません。
種を蒔いた頃は寒さでなかなか芽吹かず、花の頃は干ばつで、今年は何もかんも駄目です。
はた衛門さんと同じで、花を間近で見たかったのですけどね。
投稿: きおねこ | 2010-09-06 14:06
zenpeichanさんへ:
いえいえ、素人の悲しさを味わうことばかりで、
去年はナス科が連作を避けることに頭が回らず、
同じ畑に出かける無駄をしちゃいました。
でも、そんな失敗をした方が記憶にはしっかり焼き付くので、
無駄って大切なんだ、としみじみ思います。
きおねこさんへ:
花屋さんで見るのと畑の姿とは、ずいぶんギャップがありますよね。
でも、ご自分で植えられていいですねえ。
近所には鉢植えしている人がいて、「花が咲いたら撮らせてね」とお願いは
しているのに、一向に育ちがよくありません。
わりと大きな鉢ではあるのに、やはり地植えじゃないと
ムリかもしれないですね。
投稿: はた衛門 | 2010-09-08 07:22