9月5日(日) ツリガネニンジン
笹藪を透かして、紫色の花が風に揺らめくのが見えました。腰ほどの丈があって、輪生して枝分かれしながらのびているので、大変に賑やかな眺めです。
名前のとおりに釣り鐘型に開いているのは一つだけだったせいか、花よりも、星形に開いて細くのびた萼がよく目立ちます。
「山で旨いはオケラとトトキ」と言われるトトキはこれの山菜としての呼び名です。そのトトキは八百屋でもなかなか見ないし、この場所をしっかり覚えて春の若葉の一枚でも…、と思いはしても、葉だけでの見分けはむずかしいそうです。新聞ネタになっては情けないので、当面は花の時期だけのお付き合いにとどまりそうです。
名前のとおりに釣り鐘型に開いているのは一つだけだったせいか、花よりも、星形に開いて細くのびた萼がよく目立ちます。
「山で旨いはオケラとトトキ」と言われるトトキはこれの山菜としての呼び名です。そのトトキは八百屋でもなかなか見ないし、この場所をしっかり覚えて春の若葉の一枚でも…、と思いはしても、葉だけでの見分けはむずかしいそうです。新聞ネタになっては情けないので、当面は花の時期だけのお付き合いにとどまりそうです。
<補注1> ツリガネニンジンの特徴をおさらいしました。(2014年9月14日)⇒さらに認識をあらためました。(2015年9月9日、リンク先最下部写真)
<補注2> ツリガネニンジン属というのがなかなか厄介なメンバーで構成されていることを痛感しました。(2024年8月28日)
2009年のきょう<フジカンゾウ> 2008年のきょう<ムカゴイラクサ> 2007年のきょう<タムラソウ> 2006年のきょう<ナンバンギセル> 2005年のきょう<ヒメマツバボタン> 2004年のきょう<モクレン(類)>
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コメント
こんにちは。
暑さがまだまだ続いておりますが、野山は秋の野草が咲き始めてますね。
ツリガネニンジンも先月くらいから目にするようになりました。
山菜として食べられるのは分かっていても、花が咲く前の若葉だとか芽だとかが一般的ですね。
私も食べられるよと言われても、葉っぱだけの頃だと自信がありませんし、似たような毒草もあるから、手は出しません。
人からもらったものでも、ドキドキしながらです。
この手の達人になれたら格好いいだろうなあ、なんて思うんですけどね。
とは言え、やっぱり新聞ネタにはなりたくありません。
投稿: きおねこ | 2010-09-05 16:06
やったぁ、ツリガネニンジン我が家の庭にあるんですよう・・・でも、食べられるって知らなかったぁ・・・
しかしこの暑さです。枯れないといいのですが・・・
投稿: zenpeichan | 2010-09-05 20:45
はた衛門さん、こんばんは。
ツリガネニンジンの蕾、紫の濃淡の縞模様のように見えませんか。
その色目がとても好きなんです。
わたしもアップしようっと。
昨日、サオトメバナをアップしたのですが、
はた衛門さんの2004年の『大阪のサオトメバナ』に
リンクさせていただきました。
連絡が遅くなり申し訳ありません。
投稿: ブリ | 2010-09-06 00:16
きおねこさんへ:
ハシリドコロを毒として使うために、昔、忍者は花のころに目印をおいておき、
春先に採取したんだそうです。
ただ、もしそうしたとしても、うまく見つかるかなぁ、と不安ですよね。
安全第一でまいりましょう!(笑)
zenpeichanさんへ:
え、どうして、なんで???
ツリガネソウじゃなくて、ホントのツリガネニンジン???
バラだけじゃなく、山野草の趣味までおありだったんですか!!
ブリさんへ:
ありゃぁ、それはまた古い記事を引っ張り出していただきまして…。
あのころは(いまも変わらず)見聞が少なくて、こりゃ大阪らしい!と思ったのです。
このごろはこちらでもときどき派手めなのを見かけて、
自分でもあの記事を思い出していました。
投稿: はた衛門 | 2010-09-06 07:58