9月30日(木) ヒメムカシヨモギ
どこの空き地にもあって、うまい登場のさせ方をしないとつまらないな、と一人で思案していました。幸運にもテントウ虫の助演を得て、ようやくここに登場です。小さくても立派な舌状花がたくさんあって、寄って見ればテントウ虫とも妍を競う美しさです。
しかし、残念ながらふつう目線に戻ると、やっぱり空き地がお似合いです。細い茎のわりには、男の背丈を超えるほどにけっこう高くなります。
その茎や葉には長めの毛がまばらに生えています。これのどこがヨモギ? そもそもムカシヨモギというのを見たことがないから、名前に合点がいきませんでした。
そしたら具合のいいことに、脇にヨモギ(↑)がありました。うーん、葉が似ていなくもない? 花もそう思って見れば?
しかし、残念ながらふつう目線に戻ると、やっぱり空き地がお似合いです。細い茎のわりには、男の背丈を超えるほどにけっこう高くなります。
その茎や葉には長めの毛がまばらに生えています。これのどこがヨモギ? そもそもムカシヨモギというのを見たことがないから、名前に合点がいきませんでした。
そしたら具合のいいことに、脇にヨモギ(↑)がありました。うーん、葉が似ていなくもない? 花もそう思って見れば?
同じ3段構造の名前であるヒメツルソバも、ソバ→ツルソバ→ヒメツルソバという繋がりの真んなかが抜けていて、その欠品探しに苦労したものでした。今度も、ムカシヨモギ探しに血眼になるのでしょうか。ああ、嫌な予感がします。
2009年のきょう<シモバシラ> 2008年のきょう<ホソバヒイラギナンテン> 2007年のきょう<リンドウ> 2006年のきょう<ミドリマイ> 2005年のきょう<コスモス> 2004年のきょう<オオオナモミ>
| 固定リンク
コメント
ご無沙汰しております。 ムカシヨモギは属レベルでいわゆるヨモギとはちがうようです。 Erigeron acer var. kamtschaticus 本州中部以北に分布とか。
http://www2.mmc.atomi.ac.jp/web01/Flower%20Information%20by%20Vps/Flower%20Albumn/ch6-foreign%20flowers/chn-feifeng.htm
投稿: Reny | 2010-09-30 11:01
うまい登場のさせ方をしないとつまらないな
ふつう目線に戻ると、やっぱり空き地がお似合いです
この二文とテントウ虫の登場によくぞ来てくれたと
歓迎してるはた衛門さんの様子が伺われて楽しいです
ごく最近あなた様のブログを知り以来
楽しみに素晴らしい画像を楽しんでます
誰も振り向きもしないような草花にも
目を向け、精細に観察されてることに敬服します
これからも楽しみです
投稿: ひろぼ | 2010-09-30 11:42
Renyさんへ:
いつもありがとうございます。
どうもムカシヨモギは北の地の、しかもやや標高のある荒れた土地が
住処のようですね。
うーん、いつかそんな場所に行けたらいいけれど。
ひろぼさんへ:
コメント、ありがとうございます。
目についた草木を順番に載せているだけの勝手日記です。
間違いや誤解もあるはずで、ご指摘いただければ幸いです。
投稿: はた衛門 | 2010-10-01 06:09