9月17日(金) トウゴマ
トカゲの舌のような赤い雌シベは、カツラやハナノキでも馴染みです。かわいいというか不気味というか、じつにビミョーな姿です。
先月の末にはまだ判然としなかった雌花が形をなしてきて、穂の下部に白い雄花、上部に赤い雌花という女性上位構造が確立しました。自家受粉を避けるための配置でしょうから、女性上位は自然の摂理…と我が身を慰めておきます。
さて、こちらは先月登場のトウゴマ(1枚目は別の場所)です。先の記事では「若いから赤い」としてしまって、あれはとんでもない誤解でした。このとおり、夏が過ぎても赤は深まるばかりで、これはアカトウゴマ(別名:ベニヒマ、ミズマ)でした。
特に別種とすべきものではないとは言われても、レギュラーのトウゴマ(今回の1枚目、および2009年までの写真)とは区別して覚えるべきもののようです。
先月の末にはまだ判然としなかった雌花が形をなしてきて、穂の下部に白い雄花、上部に赤い雌花という女性上位構造が確立しました。自家受粉を避けるための配置でしょうから、女性上位は自然の摂理…と我が身を慰めておきます。
さて、こちらは先月登場のトウゴマ(1枚目は別の場所)です。先の記事では「若いから赤い」としてしまって、あれはとんでもない誤解でした。このとおり、夏が過ぎても赤は深まるばかりで、これはアカトウゴマ(別名:ベニヒマ、ミズマ)でした。
特に別種とすべきものではないとは言われても、レギュラーのトウゴマ(今回の1枚目、および2009年までの写真)とは区別して覚えるべきもののようです。
2009年のきょう<トウガン> 2008年のきょう<コバノカモメヅル> 2007年のきょう<ハシカグサ> 2006年のきょう<コウヤマキ> 2005年のきょう<ヌルデ> 2004年のきょう<ワレモコウ>
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コメント
近くの住宅地の道路脇に毎年咲いていたアカトウゴマ、ついに去年から消えてしまいました。
10年以上見慣れた光景が、ふと消えてしまう事も多々ありますね。
建物も植物も・・・
でもすぐに忘れてしまいます。
投稿: ryoi | 2010-09-17 09:39
ryoiさんへ:
おお、お近くにあったんですか。アカトウゴマ!
「見たら撮る」を徹底しないと、草木にはホント、「そのうち」が通用しませんよね。
そうそう、建物の場合は、なくなると、「あれ? ここなんだったっけ?」って
こればっかりです。
投稿: はた衛門 | 2010-09-18 08:05