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9月11日(土) カラムシ

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株立ちになった茎が肩ほどの高さにバオバオと奔放にのびていました。その茎に、やや間遠い感じで葉柄の長い葉が互い違いについています。
その葉の付け根ごとに1~2㎝ほどの長さに飛び出しているのが花です。花には雌雄があり、これは白い葯を持った雄花です。雌花は茎の上部につくのだそうで、予習が足りなかったために写し損なって(注)しまいました。
カラムシのほかに苧麻(ちょま)とか青苧(あおそ)という別名があるのは、この茎から繊維をとった生活のなごりです。茎(=から)を「蒸し」て作ったという単刀直入なネーミングはわかりやすいと喜ぶべきか、味わいに欠けると嘆くべきか…。
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葉の大きいものは手のひらほどのサイズで、葉脈と鋸歯が目立ち、裏面は綿毛で覆われて白く輝いていました。

<補注> 雌花と繊維の様子は、この10日後に撮影できました。

2009年のきょうシオン> 2008年のきょうドイツトウヒ> 2007年のきょうオオカメノキ(ムシカリ)> 2006年のきょうイボクサ> 2005年のきょうダールベルグデージー> 2004年のきょうニラ

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