8月8日(日) カラスザンショウ
カラスザンショウの森がありました。羽状複葉の濃い緑でこんもりした樹冠に、ピザパイがいっぱいです。このピザ、黄色みを帯びた5mmほどの小さな花が直径15cm前後のロート型(散房花序)に集まったもので、木を覆うように賑やかです。
そんな花盛りの森で、目当てはこの雌花(雌株)でした。去年の冬に、カラスザンショウが雌雄異株であることにようやく気づき、この夏はどうしても雌株を見上げてその花を撮りたかったのです。
ちょっとした誤算は、熟した実の重さで房が垂れ下がる冬と違い、花は木の上方ですましていることでした。この木は生長が早いことで有名な上に、花は高いところにばかりつくのです。そんなわけでこれが精一杯のクローズアップです。ただ、うまい具合に緑色の実も混じって、いかにも雌株らしい一枚を撮ることができました。
そして雄花(雄株)もあらためての登場です。去年、雌雄を知らない段階で撮ったのが雄株でした。そして、いま思えばその写真は盛りを過ぎて茶色く枯れていました。男の名誉挽回とばかりに、葯が黄色くほころんでいました。
そんな花盛りの森で、目当てはこの雌花(雌株)でした。去年の冬に、カラスザンショウが雌雄異株であることにようやく気づき、この夏はどうしても雌株を見上げてその花を撮りたかったのです。
ちょっとした誤算は、熟した実の重さで房が垂れ下がる冬と違い、花は木の上方ですましていることでした。この木は生長が早いことで有名な上に、花は高いところにばかりつくのです。そんなわけでこれが精一杯のクローズアップです。ただ、うまい具合に緑色の実も混じって、いかにも雌株らしい一枚を撮ることができました。
そして雄花(雄株)もあらためての登場です。去年、雌雄を知らない段階で撮ったのが雄株でした。そして、いま思えばその写真は盛りを過ぎて茶色く枯れていました。男の名誉挽回とばかりに、葯が黄色くほころんでいました。
<補注> 1枚目写真は雄株です。
<これ以降のカラスザンショウ記事・掲載順> ☆ 緑色の実:2011年9月21日 ☆ 樹冠いっぱいの実:2013年12月23日 ☆ 雄花詳細と枝の棘:2014年8月8日 ☆ 小葉を落とした葉柄(葉軸):2017年12月25日 ☆ 割れた枝:2019年10月5日 ☆ 枯れた実をつつくカラス:2019年11月30日
2009年のきょう<ノグルミ> 2008年のきょう<アオノリュウゼツラン> 2007年のきょう<コケモモ> 2006年のきょう<ウド> 2005年のきょう<イネ> 2004年のきょう<クサギ>
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