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8月5日(木) ガガブタ

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広めの池をびっしりと覆う葉がありました。ヒツジグサにしては小さいし、アサザにしては大きいし、ずっと、花が咲くのを楽しみに待っていました。ようやく咲いたその花は、白くて小さくて(直径1.5㎝くらい)、控えめなかわいいものでした。
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ところが寄ってみると、あれま、そのお姿に絶句です。この毛深さは、あのミツガシワそのものではありませんか。なるほど、ミツガシワ科アサザ属、これまで見てきたものがパズルを解くようにつながってきました。
そして名前にまた絶句です。迫力ありすぎです。で、考えました。これはきっと毛深さつながりでガガイモが関係するのではないか、と…。みごとにハズレでした。
鏡蓋(葉を鏡の蓋と見る=先日のトチカガミに近い発想?)が訛ってガガブタでした。毛むくじゃらの花が、「へたな考え、休むに似たり」とあざ笑っているようです。

2009年のきょうカラスザンショウ> 2008年のきょうハマオモト(ハマユウ)> 2007年のきょうクサレダマ> 2006年のきょうサボンソウ> 2005年のきょうベゴニア> 2004年のきょうフヨウ

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コメント

名前がすごいですねぇ。そしてその毛深さ・・・

投稿: zenpeichan | 2010-08-05 13:31

zenpeichanさんへ:
さらにですねー、漢字で書くと金銀蓮花、これで
ガガブタと読めというんですよ。
ここまでいろいろ衝撃的だと、たしかに記憶にはしっかり残りそうです。

投稿: はた衛門 | 2010-08-05 15:22

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