8月4日(水) キキョウ
暑いぞ、くそ~とか呟きながらも、おぉ、秋はもうすぐなのだとホッとします。桔梗と女郎花(おみなえし)、秋のイメージを代表する花が競演していました。
きょうのタイトルをどちらにするか迷いながらも、近づいたら桔梗の花の方に目をとられました。咲き始めが左側で、このあと雌シベは閉じたまま雄シベが開き、そして雄シベが枯れたあと雌シベが開く右の段階になります。
ひとつの花が最初は雄で後半は雌…自家受粉を避けるための巧妙なしかけです。
…などと小難しいことを書くと、また暑苦しくなります。
そこで、紫より涼しげな白の桔梗で口直しです。ところが、白花の桔梗らしいものはかつて取り上げていて、それをいま見直すと「こんなの桔梗じゃないよ!」とは思うものの、いったいなんなのか調べがつきません(注1)。
白い花に涼しさを求めようと思ったのに、これでは油汗が出るばかりです。
きょうのタイトルをどちらにするか迷いながらも、近づいたら桔梗の花の方に目をとられました。咲き始めが左側で、このあと雌シベは閉じたまま雄シベが開き、そして雄シベが枯れたあと雌シベが開く右の段階になります。
ひとつの花が最初は雄で後半は雌…自家受粉を避けるための巧妙なしかけです。
…などと小難しいことを書くと、また暑苦しくなります。
そこで、紫より涼しげな白の桔梗で口直しです。ところが、白花の桔梗らしいものはかつて取り上げていて、それをいま見直すと「こんなの桔梗じゃないよ!」とは思うものの、いったいなんなのか調べがつきません(注1)。
白い花に涼しさを求めようと思ったのに、これでは油汗が出るばかりです。
<補注1> 記事の紛らわしい表現を補足します。3枚目写真の白い桔梗はシロギキョウ(Platycodon grandiflorum f. albiflora)であり、文中で「かつて取り上げ」た「白花の桔梗らしいもの」としているのは、その後、モモノハギキョウであることが判明しています。(2011年7月2日)
<補注2> 一つの花が性転換するというしくみはキキョウと同じなのに、キッコウハグマの場合はその現場を目撃するのにずいぶんと苦労しました。(2019年11月9日)
<補注3> キキョウの草姿全体を確認しました。(2020年6月18日)
2009年のきょう<サギソウ> 2008年のきょう<ハマゴウ> 2007年のきょう<ナツハゼ> 2006年のきょう<センノウ> 2005年のきょう<ブルーベリー> 2004年のきょう<タラノキ>
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