8月17日(火) チドメグサ

葉の汁が止血剤になるからという名前がとても印象深い草です。ただ、こうやって地表を這うように生えていて、このまま使ったら雑菌の方が心配なので、その効果のほどはまだ試したことがありません。一応、「伝承」ということで…。
葉の大きなオオチドメが目立ちすぎるようになってしまって、本来のチドメグサはやや稀少です。葉の切れ込みが浅く、直径で1.5㎝を超えない、あるいは花の茎が葉の高さ程度にとどまる、などがほかの仲間(↓)との区別点になります。
葉の大きなオオチドメが目立ちすぎるようになってしまって、本来のチドメグサはやや稀少です。葉の切れ込みが浅く、直径で1.5㎝を超えない、あるいは花の茎が葉の高さ程度にとどまる、などがほかの仲間(↓)との区別点になります。
<チドメを名乗る仲間(和名50音順)> ☆ タテバチドメグサ ☆ オオチドメ(リンクは本文中) ☆ オオバチドメ ☆ チドメグサ ☆ ノチドメ ☆ ヒメチドメ
2009年のきょう<バリバリノキ> 2008年のきょう<オオダイコンソウ> 2007年のきょう<フシグロセンノウ> 2006年のきょう<サボテン(緋牡丹)> 2005年のきょう<ルドベキア・タカオ> 2004年のきょう<シンツルムラサキ(ツルムラサキ)>
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コメント
こんにちは。
チドメグサ、子供の頃はよく使っていましたよ。
大人になると、 はた衛門さんのおっしゃる通り、汚れた葉っぱは安全か?と思うようになりましたが。
当時もこれのおかげで血が止まったのか、傷が浅くてあっさり止まったのか、今考えると首を傾げるところです。
でも、あの時代は、ちょっとの怪我で家に泣きながら帰るなんてことはしませんでしたので、こういった植物が重宝したのは事実です。
今の子は、こういう植物の存在すら知らないでしょう。
昔は年上の子が教えてくれましたが…。
投稿: きおねこ | 2010-08-17 15:51
きおねこさんへ:
ナイスフォロー、ありがとうございます。
ワタシは残念ながらこれを知らずに擦り傷だらけで遊んでいました。
自分で流した血を見て泣く情けない子だったので、
早くにこれを知っていればと残念です。
投稿: はた衛門 | 2010-08-18 08:03