8月1日(日) ハンカチノキ
春の連休のころはみんなが寄ってたかってカメラを向けてくれるのに、ほかの季節はこの木の下は静かなものです。葉が紅くなるまでぶら下がっているこの実、なかなか味わいのある形なのに、もったいないことです。
根もとには前の年の実が落ちていました。梨の実をもっと色濃くしたような風合いの肌で、虫に食われるわけでなく、自然に腐食するわけでなく、かなり硬質です。(右側はナイフで削って核を出したもの)
この木にとって日本の気候は暑すぎるようで、自然には発芽しないようです。それでもこの木を見かける場所が増えた裏には、やはり育苗家の努力があるのでしょう。
根もとには前の年の実が落ちていました。梨の実をもっと色濃くしたような風合いの肌で、虫に食われるわけでなく、自然に腐食するわけでなく、かなり硬質です。(右側はナイフで削って核を出したもの)
この木にとって日本の気候は暑すぎるようで、自然には発芽しないようです。それでもこの木を見かける場所が増えた裏には、やはり育苗家の努力があるのでしょう。
<補注1> この実が樹上で充実した姿をとらえました。(2015年11月7日)
<補注2> 実や花に比べると、冬芽はとても地味でした。(2024年3月12日)
2009年のきょう<オオリキュウバイ> 2008年のきょう<カキラン> 2007年のきょう<ハナハッカ(オレガノ)> 2006年のきょう<ミゾカクシ> 2005年のきょう<シマサルスベリ> 2004年のきょう<コナラ>
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コメント
ハンカチの木にも実が成るのですね。(当たり前?)
示されてハット気がつきました。
何かこのコメントを前にも書いたような気が。
でも当たり前の中の驚きを教えて頂き、感謝。
ありがとうございます。
投稿: sirouto | 2010-08-01 13:12
siroutoさんへ:
人だかりがする時期は気恥ずかしくて、あまり近づけません。
この木にとって閑散期(笑)のいま、木陰でゆっくり涼ませてもらいました。
投稿: はた衛門 | 2010-08-02 06:08
こんにちは。
ハンカチの木は私の住む市のフラワーセンターにありまして、昨年だったか落ちていた実を拾ってきました。
なかなかに趣きがありますよね。
この手の木の実は、拾わないと気が済まないのですけど、植えて発芽させてというところまではいきません。
でも、自然に発芽はできないんですね。
ちょっと、残念です。
投稿: きおねこ | 2010-08-02 16:45
きおねこさんへ:
どうやら「拾わないと気が済まない」お仲間さんですね。
トチの実もそうだし、こういう量感のある実には、ついそそられますよねー。
投稿: はた衛門 | 2010-08-02 18:50