7月6日(火) イワガラミ
デジイチを持たずに出かけたことがくやしくてたまらない一枚です。山あいの農道をドライブしていたら、杉林の縁が1カ所だけ白く輝いているのを見つけました。
絡みつきの対象は名前どおりの岩ではなくて杉の木ではあっても、ゆうに7~8mは這い上っていました。いかにも深山幽谷にしか生息しないような名付けをされたものを、耕作地の脇の林で見つけてしまったとはうれしい誤算です。
ヒラヒラする装飾花が一枚の萼であるところがイワガラミの特色で、装飾花というよりはむしろ装飾葉と呼びたい姿です。また、本来の花=両生花はシベだけです(花びらは開花と同時に脱落)。装飾花の枚数は最小限に抑え、無駄な花びらは捨てて、骨っぽく質実剛健路線をまっしぐら…男・イワガラミに惚れました。
絡みつきの対象は名前どおりの岩ではなくて杉の木ではあっても、ゆうに7~8mは這い上っていました。いかにも深山幽谷にしか生息しないような名付けをされたものを、耕作地の脇の林で見つけてしまったとはうれしい誤算です。
ヒラヒラする装飾花が一枚の萼であるところがイワガラミの特色で、装飾花というよりはむしろ装飾葉と呼びたい姿です。また、本来の花=両生花はシベだけです(花びらは開花と同時に脱落)。装飾花の枚数は最小限に抑え、無駄な花びらは捨てて、骨っぽく質実剛健路線をまっしぐら…男・イワガラミに惚れました。
<このあと掲載のイワガラミ・収録順> ☆ 花の詳細 ☆ 巨木に絡む様子 ☆ 葉をツルアジサイと比較 ☆ 枯れ残った装飾花・実と冬芽
2009年のきょう<ノカンゾウ> 2008年のきょう<ボッグセージ> 2007年のきょう<ハクロバイ> 2006年のきょう<ヤマモモ> 2005年のきょう<リョウブ> 2004年のきょう<モミジアオイ>
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コメント
はた衛門さん、こんにちは。
ほんとに葉のような形をしている装飾花ですね。
お花はユキノシタ科ということで、遠めでアジサイそのもの?ですが、
葉や茎は〝がらみ〟ってつくだけあって、サルナシとかのふんいきですよね。
葉を見たくて、調べてみたのですが、
装飾花、ほんとに葉脈みたいなのもみえるくらい葉っぽいですね。Σ( ̄ロ ̄lll)
投稿: ブリ | 2010-07-06 10:22
ブリさんへ:
ブーゲンビリヤの苞もそうであるように、いかにも
「ついこの間まで葉っぱだったでしょ!?」と言いたいものがあります。
そうそう、普賢象の雌シベなんて、葉が変化したはずのものが
また「葉化」しているんだから、「最初から葉のままでいればいいのに…」と
つい余計なお節介を言いそうになります。
投稿: はた衛門 | 2010-07-07 07:25