7月4日(日) アカメガシワ
雌雄異株の花の場合、往々にして雄花の方が楚々として、女性的に見えることがあります。アカメガシワの場合がまさにそれで、なにやら儚(はかな)げで繊細で、同性としてはつい肩を叩いてあげたくなる風情です。
では雌花はどうかというと、その逞しい姿に惚れぼれしてしまいます。たしかに、花粉を供給すれば用済みになる雄花と違い、これから立派な種を育てなければならないのですから、装いに心を砕いているヒマなどはないのでしょう。
では雌花はどうかというと、その逞しい姿に惚れぼれしてしまいます。たしかに、花粉を供給すれば用済みになる雄花と違い、これから立派な種を育てなければならないのですから、装いに心を砕いているヒマなどはないのでしょう。
<補注> 雌花の柱頭は、このクリーム色のあと、赤く色づくこともあるようです。(2015年7月12日)
2009年のきょう<クサフジ> 2008年のきょう<キミノニワトコ> 2007年のきょう<ヒツジグサ> 2006年のきょう<コンボルブルス> 2005年のきょう<ワルナスビ> 2004年のきょう<メタセコイア>
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