7月13日（火） タマゴタケ

野道の脇の窪地にこの真っ赤に輝く物体を見つけて、一瞬「子供のボール？」と思いました。しかし、そばに寄るにしたがって「ハハーン」です。この色をしたキノコ、いままで何度かお目にかかったことがあります。

これが卵から孵（かえ）った姿で、きれいな色が気になってはいたものの、これまで真面目に正体を調べることをしませんでした。真っ赤な卵のおかげで、なんともストレートな名前がわかりました。そしてちょいとした疑問もできました。根もとの白い袋こそが卵（の殻）なのではあるまいか…ま、どちらにしても卵です。
驚いたことに、この毒々しさに反してこれは「おいしい」のだそうです。囓ってみようなんて、頭の隅にも浮かびませんでした。次回遭遇したときにはちょっとだけ！？

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