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追加編 : トチノキの実の観察

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花の観察を報告してから早くも1カ月が過ぎ、「象の鼻」さんは緑の球体に変身してきました。樹上の両性花はかなり見つけにくい存在だったのに、こうして実が膨らみだすと「こんなにたくさんあったのか」と驚くほどの数です。
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そしてこちらは両性花がついていなかった花穂の軸です。屍のような姿がもの悲しく、軸ごと枯れて枝を離れ、バラバラと下に散らばります。
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ただし、結実したからと言ってすべてが大きくなるわけではなく、雄花だけの軸の落下のあとにはこうして未熟の実が木から降ってきます。写真にはBB弾と1円玉を混ぜ込みました。落ちた実同士でもそれぐらいの大きさの差があります。
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実をカットしたら、すでに種ができていました。3つ入りが多いなかで、1つだけもあります。落ちずに完熟していたら、さぞや立派な真ん丸だったことでしょう。

<補注> 並木のトチノキの開花・結実状態を調べ、「増補版」に追加しました。

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