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6月8日(火) カナウツギ

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コゴメウツギィ~? 違うかもぉ~、というのが出会ったときの呟きでした。近い仲間(同属)ではあっても、こちらは葉の面積がコゴメの4倍以上はあります。
鋸歯というか切れ込みの途中のアクセントがかわいくて、尾っぽの長さと合わせると、奴凧を思わせるシルエットです。
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花はコゴメと似た造作ながら、雄シベの数がコゴメの倍はあって賑やかです。
さて、気になるのは「カナギ」で(カナウツギの別名はカナギ)、牧野博士は「棓木」とあてています。棓(ほう)は「殻を打つ具」と字源にあり、昔はこの木の細枝をそんな風に使ったのでしょう。

2009年のきょうギンリョウソウ> 2008年のきょうアケボノフウロ> 2007年のきょうシロバナヤエウツギ> 2006年のきょうウラジロチチコグサ> 2005年のきょうモミジルコウ(ハゴロモルコウソウ)> 2004年のきょうナンキンハゼ

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コメント

はた衛門さん、こんにちは。
白い似たお花、いろいろあるのですねぇ
コゴメウツギもこの子もみたことないです。
いつものように、気付いていないだけかもしれませんが。

ふつうに金空木とかいてあるものもありますね。
わたしもめったに開かない牧野博士の植物図鑑をだしてきました。
1000番?にありましたよ。〝棓木空木の意味であろう〟って。
そして、一つ前の999番がコゴメウツギでしたよ。
わたしはここで〝はた!〟と気がつきました。
はた衛門さんは図鑑のお花を網羅するおつもりだと!
当たりですか。

投稿: ブリ | 2010-06-08 10:20

ブリさんへ:
ま、まさか! 三度生まれ変わっても「網羅」だなんてェ~。
って、ん、それもいいかも(笑)。

投稿: はた衛門 | 2010-06-09 07:03

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