6月25日(金) ウメモドキ(雄株)
庭木として愛好されるウメモドキの鑑賞ポイントは、小さくてポロポロとすぐ散る花よりは、あの真っ赤な実のはずです。したがって、雌雄異株であるこの木が庭にあるときはおおむね雌株なのに、そこに気が至らなかったのが昔の自分です。
よそのお宅の塀越しに花を撮って、それが雌花であることなど微塵もわきまえず、とくとくと「ウメモドキの花で~す」とやっていました。
恥ずかしながら5年かけて、ようやくウメモドキの雌雄の花をブログにそろえることができました。上記の理由で、きょうのこれは当然ながら野山で見かけた1本です。直径が1㎝に満たない小さな花の、薄紫の花弁と黄色の葯のコントラストが可憐です。
葉裏の葉脈にはうっすらと毛が見えます。ここに毛がないイヌウメモドキ(注)というのも別にあって、姿と名前が逆じゃないかァ~、というのは犬の遠吠えです。
よそのお宅の塀越しに花を撮って、それが雌花であることなど微塵もわきまえず、とくとくと「ウメモドキの花で~す」とやっていました。
恥ずかしながら5年かけて、ようやくウメモドキの雌雄の花をブログにそろえることができました。上記の理由で、きょうのこれは当然ながら野山で見かけた1本です。直径が1㎝に満たない小さな花の、薄紫の花弁と黄色の葯のコントラストが可憐です。
葉裏の葉脈にはうっすらと毛が見えます。ここに毛がないイヌウメモドキ(注)というのも別にあって、姿と名前が逆じゃないかァ~、というのは犬の遠吠えです。
<補注> さらにミヤマウメモドキを収録しました。(2024年8月9日)
2009年のきょう<ナツユキカズラ> 2008年のきょう<ハナイカダ> 2007年のきょう<イソトマ・アネチフォリア> 2006年のきょう<ベニバナ> 2005年のきょう<シロミノコムラサキ> 2004年のきょう<シロバナハマナス>
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コメント
我が家にもなんとウメモドキが・・・
親戚のウメモドキの実を播いたら芽が出てきたので植木鉢へ・・・でも、まだ小さくて50cmぐらいかな?
つるっぽくってまだまだ花は咲きそうもありません。
投稿: zenpeichan | 2010-06-26 15:39
zenpeichanさんへ:
おや、すごい。実生で育てていらっしゃるとは!
ウチのハタザクラ2世はいまピンチです(泣)。
ん、蔓っぽいって、もしかしてツルウメモドキ?
投稿: はた衛門 | 2010-06-27 06:21