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6月19日(土) キョウガノコ

100619kyouganoko
鹿の子に見えるのは、花よりもむしろ蕾の方ではないかなあ、と思いながらシャッターを押しました。雅な名前の割には、こうして林のなかで木漏れ陽を受けるくらいの環境が好きな、ひっそりと地味な存在のようです。
よく「シモツケに似る」と解説されはしても、似るのは花冠を部分的に見たときだけで、全体の感じはやや違います。草本らしく茎が横に広がり、深く裂けた葉が印象的で、シモツケの葉は思い出せなくても、キョウガノコの葉はすぐ説明できそうです。

<補注1> キョウガノコと同属で風貌が似ているのはシモツケソウであり、本文中に引用した「シモツケに似る」という表現はやや不適です。(2014年7月16日
<補注2> 3カ月後の花穂は、開花時の優美さからはだいぶかけ離れた姿でした。(2021年9月20日

2009年のきょうエゾヘビイチゴ> 2008年のきょうミヤマウグイスカグラ> 2007年のきょうイチヤクソウ> 2006年のきょうサクラ(染井吉野)> 2005年のきょうコムラサキ> 2004年のきょうコムラサキ

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コメント

キョウガノコ、大好きな花です
美しい容姿ですよね
私のはお庭に植えたりですが
自然の中で出会うキョウガノコは
どんなにか素敵なんだろうと
想像しています
来月は信州を訪れることに・・高原の林で
見たこともない植物たちに出会えるのを
楽しみにしてるんですよ
きっと、草木365日が役に立つと思います

投稿: pave | 2010-06-20 03:00

paveさんへ:
半日陰の下草のなかにこのピンクですから、思わず「ウォッ」と声が漏れました。
ウォッ、信州ですか! いいなあ。レポートを楽しみにしてますね。

投稿: はた衛門 | 2010-06-20 07:04

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