5月9日(日) オニグルミ
近所を流れる新河岸川の土手で、10mほどに育ったオニグルミを見つけました。こういう場所に植栽はあり得なくて、たぶん上流から流れ着いたクルミの実生です。
この川は川越あたりに発していて、志木と川越の間はほぼ宅地化されているはずなのに、それでもまだ川岸にこの木のお母さんが暮らす環境は残っていたようです。
うまい具合に斜面の上から花に迫ることができました。ウサギの耳のような雌花(雌シベ)は片側の長さが1cmほどと大きく、派手な色なのですごく目立ちます。
一方、まるで鳩時計の錘(おもり)のように固かった雄花は花粉を出し尽くしてしまい、情けない姿になり出しました。
ただ、待ちぼうけの雄が多いほかの雌雄異花の木に比べると、オニグルミは雌花・雄花の開花時期がほぼ一緒(注)なので、この枯れ姿も幸せそうに見えてきます。
この川は川越あたりに発していて、志木と川越の間はほぼ宅地化されているはずなのに、それでもまだ川岸にこの木のお母さんが暮らす環境は残っていたようです。
うまい具合に斜面の上から花に迫ることができました。ウサギの耳のような雌花(雌シベ)は片側の長さが1cmほどと大きく、派手な色なのですごく目立ちます。
一方、まるで鳩時計の錘(おもり)のように固かった雄花は花粉を出し尽くしてしまい、情けない姿になり出しました。
ただ、待ちぼうけの雄が多いほかの雌雄異花の木に比べると、オニグルミは雌花・雄花の開花時期がほぼ一緒(注)なので、この枯れ姿も幸せそうに見えてきます。
<補注> 雌雄の開花を「ほぼ一緒」としたのは大雑把に過ぎました。雄花は前年枝で咲くのに対し、胡桃類の雌花は当年枝につくことに気づきました。(2022年4月27日)
2009年のきょう<コエンドロ(コリアンダー)> 2008年のきょう<クレマチス・モンタナ> 2007年のきょう<オオアブラギリ(シナアブラギリ)> 2006年のきょう<イチゴ(優香)> 2005年のきょう<オオデマリ> 2004年のきょう<ミズキ>
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コメント
新河岸川の川原にオニグルミの木が生えているのですか、木は見たことがありますが、雌花も、雄花も見たことがありませんでした。雌花は、え~これが花でっか~と言いたくなるほど、花離れした花ですね。びっくりです。
投稿: ぴょんぴょん | 2010-05-10 21:15
ぴょんぴょんさんへ:
ここの川原は、つい最近、護岸整備されたのに、
刈り倒さずに残してくれたようです。うれしいことです。
この手の雌花はなかなか見えにくいものが多いのに、
このウサギの耳は、下からでもよく見えます。
投稿: はた衛門 | 2010-05-11 06:18