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5月12日(水) オオカワヂシャ

100512ookawajisya
町内の端にある雨水貯留槽(15m四方ほど)の真んなかで、なにやら見慣れない紫の花が群れていました。フェンスの外からの遠目では種類が識別できず、望遠(300mm)で撮ってようやくオオカワヂシャであることがわかりました。
ところがその程度のズームでは、せいぜい紫の点が散らばる写真にしかなりません。仕方がないのでピット内清掃と称して金網を越え、1cmほどの小さな花のなかのクワガタソウ属らしい2本の雄シベまで、ようやく写すことができました。
おっと、苦労話よりはこの草のことです。チシャはレタスのことですから、名前の意味は「川岸にあるチシャっぽい草の大型版」です。ところが大きくない「ふつう版」のカワヂシャは絶滅危惧状態で、まだ見ていません。(注2)
オオカワヂシャの姿を見る限り、「どこがレタス?」と不思議でも、ふつう版を見るまでブーイングは控えておくことにします。

<補注1> まだ寸詰まりな若葉の状態を見ました。(2020年2月17日
<補注2> 在来のカワヂシャを発見しました。(2020年5月1日

2009年のきょうタラヨウ(雌花)> 2008年のきょうオトコヨウゾメ> 2007年のきょうアメリカフウロ> 2006年のきょうカラマツ> 2005年のきょうヤマボウシ> 2004年のきょうカナメモチ

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