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4月30日(金) フゲンゾウ(普賢象)

100430fugenzou1この遅咲き・豪華系の桜を、去年は一括してサトザクラとしか言えませんでした。見分けのポイントがよくわからなかったからです。
そこからの小さな一歩で、花のシベに注目することを今年は覚えました。志木名物ハタザクラは雄シベが花びら化した旗弁を持っていますが、この普賢象(ふげんぞう)は雌シベが葉化しています。それが象の鼻(牙)のように2本、ニョキッと目立ちます。
100430fugenzou2もともと園芸種の桜ですから、普賢象のなかにもまた種類はあるようで、こちら(↑)は花色がぐっと濃いめのタイプです。

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4月29日(木) メグスリノキ(雄花)

100429megusurinoki思いがけない幸運というのはあるもので、まるっきり通りすがりのお宅の庭で、メグスリノキが花開いているのを見つけました。さんざんメグスリノキ茶の効き目アピールしてきたこのブログですから、これはなんとしても写したい花でした。
ただし、メグスリノキは雌雄異株で、ここにはこの雄株しかありませんでした。雌花に会えるまで、また幸運の積み立て(?)をしなければなりません。

さて、じつは雌花探しよりも大事なのはメグスリノキ茶効果の「その後」です。去年の10月、健康診断のあとでメガネ(遠近両用)を作り替えました。そのときの詳しい検査では、残念ながら視力が「回復」している事実はなく、「ゆっくりですが、老化は進行してますね」とあっさり言われてしまいました。
しかし、まだメグスリノキ茶は飲み続けています。目の老化を「ゆっくり」にはしてくれているようだし、肝臓への効果も捨てきれません。一時ほど絶大な信頼ではありませんが、これからの老後に、お守り札くらいの御利益があればと思っています。

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4月28日(水) リンゴ

100428ringoほんのりと赤色を滲ませた花びらが、いかにも林檎の花(品種:つがる)であることを主張しています。…と書いて、前に取り上げた黄色い林檎は、もしや花も黄色では?と心配になりました。某JAのHPで調べると、オオ、ちゃんとピンクでした。
開花時期の似ている梨は花びらが真っ白だったので、花の大きさはどちらも径4cmくらいで似ていても、間違えることはなさそうです。なによりも、梨はシベの集合部がクレーター状に陥没しているのに対し、林檎はそんなことがなく、きれいな表情です。
しかし、本来の林檎農家はこんなに賑やかに花は咲かせず、今ごろは摘花という面倒な作業に追われているはずです。そのほか、筆で花粉を塗り歩いたり摘果したりする作業もあって、おいしい林檎の味には隠れた努力がしみこんでいるようです。

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4月27日(火) チドリノキ(雌花)

100427tidorinoki_f泣いたカラスがもう笑う…4日前には情けない嘆き節でしたが、しぶとくしつこく、チドリノキ捜索隊を続けました。ありました。雌株(雌花)です。
早くも形成されたプロペラ状物体から突き出た2本のツノがポイントです。たぶんこれが雌シベだと思います。
100427tidorinoki_さて、雄株(雄花)も前よりはグッと接写できました。緑の花と言えば、おとといギョイコウを載せたばかりですが、ああいう「これ見よがし」とはまったく違った趣です。まるで人目を避けるようなその慎ましい色合いが、非現実的に目に映ります。

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4月26日(月) サラサモクレン

100426sarasamokurenきのうは桜の花の持ちがいいと書きましたが、持ちがいいのはもちろん桜だけではありません。今月初めに盛りだったサラサモクレンにも、この暖かさでようやく花開いたのんびり屋さんがいました。広がりだした葉とのコントラストに目を奪われます。
いつも春先は寒暖の揺れ幅が大きいせいか、一斉に咲いた花に茶の斑点(花びらの欠損)が目立ちます。今年は例年より花の痛みが激しく、どこを狙ってもきれいに撮れませんでした。あきらめかけた途端に微笑んでくれるとは、ときおり花が女性にたとえられてきたわけが、還暦前になってようやく理解できた気がします。

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番外編 : イチリンソウの花畑

100425itirinsou夢のような…、という気軽な表現が恥ずかしくなります。ここまで広い一輪草の花畑が、多くの人々の努力によって守られていました。感動で、心が純白になりました。

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4月25日(日) ギョイコウ

100425gyoikou先日の黄色い桜(鬱金)に続いて、緑の桜・ギョイコウです。今年のこの冷春(勝手な造語・笑)には体調を崩しながらも、桜だけに限れば例年より急かされることがなくてありがたいことです。毎年載せ損なう桜に義理を果たせます。
この桜は御衣香と書くか御衣黄とするか、両方の表記があるようですが、緑の桜が黄色では紛らわしいことです。頼りにしているWebサイトにも「黄」派が多く困りましたが、大辞林と言泉が御衣香としている(広辞苑・四版には収録なし)ので、自分としては一応「御衣香」に与しておこうと思います。

<補注> 記事アップのあとで、果たして御衣香でいいのか不安になり、専門書にあたってみました。確認できた2冊(1. 日本桜集:平凡社、2. 日本のサクラの種・品種マニュアル:日本花の会)は、両方とも御衣「黄」でした。そこで、きょうのタイトルにつけていた漢字補足は削除し、本文も少し訂正しました。

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4月24日(土) フサザクラ

100424husazakuraきのうに続いて半歩シリーズです。しかし、歩幅は同じ半歩でも、きょうはヤッター!と気分爽快です。どうにも情緒の振幅が大きい、困ったお人です。
去年は春の花に始まり、夏の実(と葉)の様子から冬の実の姿まで、一気に年3回も登場させてしまったフサザクラです。しかし、その3回の記述を見直すと、どうやらこの白い雌シベ(柱頭)の存在には気づいていなかった口ぶりです。
今年は雄シベ(右手前でボケ)だけに気をとられず、しっかり雌シベを写しました。というか、単に雌シベが露出する時期に遭遇しただけですが、それでも大きな半歩です。

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4月23日(金) チドリノキ(雄花)

100423tidorinoki一歩一歩の前進なら「着実」などと評価はできても、半歩半歩では「のろい・だるい」としか言いようがないなあ、と自分に対して憐憫の情が湧いてきました。
落ち込みのわけはこのチドリノキの雄花なのです。この雄株の近くには雌株が見当たらず、今年は雄花だけでいいか…と「着実」な前進路線を心に誓って帰宅しました。
ところが、こうやってじっくり見ると、4枚であるべき花弁が5枚の花もあります。調べると、あとで残る萼が花弁によく似ているそうで、この写真ではそこまで詳細には見定めることができません。というわけで、雄花激写で一歩前進と思ったのは、雄花の房の様子がわかっただけの半歩前進に過ぎなかったというオチです。無念。

<補注> 雌花の撮影、および雄花の再撮影記録はこちらです。(2010年4月27日)

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4月22日(木) ウコン(鬱金桜)

100422ukon今年のハタザクラは終わったものの、まだまだ楽しむべき桜には事欠きません。これは地元のお寺さんにある大きな鬱金桜で、お堂の上を黄色に染めていました。
ウコンといえば、あのターメリックをとるウコンがあり、どうやら鬱金桜はその名を借りたらしいので、品種名はウコンで正しいのに、あえて鬱金桜と呼ぶことが多いようです。花の色合いと同じで、奥ゆかしいことです。

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4月21日(水) チューリップ(突然変異)

100421tulip1町内の広報部長がご自宅の外回りの草花を手入れしていました。副部長(あ、ワタシです)としては、つい立ち話で別の花を咲かせてしまいました。
と、急に思い出したように、「ちょっと、これ見てよ」と脇へ引き込まれました。「もう、10人にも見せちゃったんだけどさあ」「なに、なァに…、ゲゲッ、なんじゃこれ!?」「ね~、不思議でしょぉ(と鼻の穴が膨らんでいた・笑)」
100421tulip2草木の花びらは葉が変化したものというのは定説(らしい)ですが、これはまさにその事実を具現化しているではありませんか。好色中年男を呼ぶ隠語(ハナの下が長い)ともなっているチューリップの茎ですから、この部分にはまずなにもないのがふつうです。そこに、葉とも花びらともつかない(完全に赤と緑の2色接合状態)物体が生えだし、しかも発生点である茎がその後も生長したおかげで股裂きをくらっています。
どれだけ珍しい現象か、少しネットをあたったら、同じような現象はほかでも観察されていました。残念・無念…。でも、自分のこの目で、超・隣近所で見ることができたのはうれしいことでした。当町内の広報・夏号トップ記事は、これで決まりです。

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4月20日(火) サネカズラ

100420sanekazura_bきのうのクスノキの「萌え」とは違うタイプの春の感動を見つけました。右奥で霞んでいる冬越しの葉に残った赤いスポットは、この蔓がサネカズラである証明です。
この蔓性植物の葉の先が、案外にとんがっていたことを、この展開しようとする葉(写真左端)の形から再認識しました。ついでに、ごく緩い鋸歯があったことも、この幼い葉を見て、しっかりと記憶に焼き付け直しです。
もうここには6回目の登場となったサネカズラなのに、この分ではまだまだ新しい驚きをもたらしてくれそうです。

<サネカズラの過去ログ> 深紅の実(2004年11月25日) 雄花(2005年8月14日) 鮮紅色の実(2005年11月4日) 実の残骸(2005年12月28日) 赤く色づいた葉(2008年1月31日)
<サネカズラの「このあと」ログ> 実の味と種の形(2013年1月10日) 熟しかけの実(2013年10月14日)

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4月19日(月) クスノキ

9kusunoki_2b常緑樹にも「萌え」の季節があることは、以前に花の写真のときにも触れました。このポッと開いた葉の部分だけつまんで取り出されたら、自分にはクスノキと答えることができるかどうか、はなはだ自信がないほど、成長した葉とは別物の美しさです。
今回の木は赤く萌えるタイプで、ほかに緑と青(に見える)タイプがあるはずです。昔、江戸川近くの大きな公園で、天辺がそれぞれ違う色に見えるクスノキに感動したことがあります。言葉だけでは仕方のないこの微妙な差を、早くここに載せたいものです。

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4月18日(日) コクサギ

100418kokusagiこの木のあった場所では、夏には実のついたコクサギも見ているはずなのに、なぜかこの日は雄株(雄花)しか見つけられませんでした。たぶん、ほかの木にもありがちな「雌雄の開花タイミングの違い」のせいだと思います。
雌雄がどのくらいの日数差で開くものなのかを知らないと、コクサギひとつさえ満足な写真帖ができません。うまくこの春に雌花をとらえられればうれしいのですが…。
おっと、コクサギの代名詞である「右右・左左」の葉の並びも、この時期はまだ不分明でした。いつごろあれがはっきりするのか、雌花探しにプラスαの楽しみです。

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4月17日(土) アズキナシ

100417azukinasiこれは誰がどう見ても小豆です。小豆がむき身で木の枝についています。
枝の先端の葉芽がかなり膨らんできています。これからの時期、定規で引いたような側脈の美しい葉が出て、それからナナカマドに似た白い花が咲く…はずなのに、どうもそういう季節に出会うことがありませんでした。
060304azukinasi以前もほかの場所で撮影したはず、と探したら、きょうの写真と同じような3月の「空中小豆」が見つかりました。(2006年3月4日・名古屋で撮影)
どうやら、ものごとには「縁」というものがあって、この木とワタシとは「枯れた関係」だったようですが、そろそろ今年あたりは「華々しいお付き合い」をしたいものです。

<補注> 花や葉、樹皮などの写真はこちらです。(2014年4月30日)

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4月16日(金) ウラシマソウ

100416urasimasou_bデジイチを使い始めた理由のうちの大きなものがいわゆるボケ味でした。撮りたいところだけがきれいに見え、その前後はモァ~とする写真に憧れたのです。
ところが、実際にデジイチを手にしてみると、こんな風に浦島さんの釣り糸が遠くに飛んでいるなんてこともあって、慌てて絞りをギューッ…、いろいろ考えるべきことが増えました。こんな面倒がだんだん楽しみになるんだから、人間って変な生き物です。
しかし、その程度の「変」具合なんて、この浦島さんの奇態に比べれば霞んでしまう程度のものでしょう。いやはや、たいした変わり者がいるものです。

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4月15日(木) ハシバミ

100415hasibami_bイソギンチャクのような赤い雌花が注目ポイントです。ふつうの散歩では気づかない寸法であることは、一緒に写し込んだスケールで一目瞭然です。
もちろん、右側でブラブラと目立っている雄花を見つけたからこそ雌花を探しあてることができました。こんなに小さな雌花の受精のために、これだけ派手な雄花が必要だとは、植物に比べると人間の男はけっこう恵まれているようです。

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4月14日(水) サルトリイバラ(サンキライ・雌花)

100414sankirai_bようやくサンキライ(サルトリイバラ)の雌花(雌株)を撮影しました。
雄花を撮影したのが2007年でしたから、苦節3年を経てのうれしい1枚です。3つに割れた雌シベの先端や、その基部にある緑色の子房が、とりわけかわいらしく見えます。

<補注> この記事のタイトルはサンキライをメインにしていましたが、本来のサンキライはケナシサルトリイバラであることがわかったので、改題(記事は当初のまま)しました。(2012年1月10日)

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4月13日(火) ニッコウネコノメソウ

100413nikkounekonomesou1あ、ネコノメソウだ!とは思ったものの、なんだか雰囲気が違います。ふつうのネコノメソウならば、茶色の種が見え出すと少しはカラフルになるものの、今見えるこの臙脂のパーツは種などではなく、どう見ても雄シベです。
100413nikkounekonomesou2沢沿いの湿地に育ち、全体の構造もネコノメソウによく似ているものの、この少し派手な花はニッコウネコノメソウでした。
別に日光に限らず、日本中にあるそうです。だったらなぜ日光?となりますが、こういう地名は最初に見つかった場所のことが多いようです。
100413nekonomesou隣り合った場所にはふつうのネコノメソウ(↑)も咲いていて、この二つが似たような環境を好むことを証明していました。

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4月12日(月) エンレイソウ

100412enreisou1ふつうは3枚の葉が水平に広がるエンレイソウなのに、谷の斜面で光の入射方向と直角に葉を広げたひと株を見つけました。ほうれん草に似た柔らかさの葉のおかげで、逆光遊びを楽しむことができました。
100412enreisou2きょうから、気に入った写真は拡大できるようにしてみます。上の写真は葉脈が美しいので、クリックすると横幅1,000ピクセルの大きさになるようにしました。下の写真は光の具合が悪くて冴えないので、拡大はやめておきます。

<補注> 文中に「きょうから写真拡大云々」とありますが、現在はこれより古い記事も写真を拡大できるようにしつつあります。(2016年4月12日)

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4月11日(日) ヒメウズ

100411himeuzu_b自分で勝手に「深窓の美女」扱いしていたヒメウズを、都内の公園の片隅で見つけました。イメージは崩れましたが、本来、けっこう逞しい質のようです。
その逞しさの源である種がもうこんなにできていました。一つの莢の長さが6~7mmあって、白い花びら(じつは萼片)よりもサイズが上です。
熟したら、莢が割れて種がこぼれる仕掛けのようです。したがって、一気に勢力を広げられるタイプではなく、それが「影が薄く」なってしまう主因かと愚考しました。

<補注> 立派な群生に出会い、上記の推測が的外れであったことに赤面しました。(2017年3月25日

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4月10日(土) カタクリ

100410katakuri_b初夏のころに、黄色くなりはじめたこの種を写したことがあったので、今度は種がふくらみかけたばかりで花もまだあるという「つなぎ」のシーンです。
ただ、用済みのシベを見るのは、つい自分(男)たちの姿を連想してつらいものがあります。いえいえ、これが自然の厳然たる事実なのですから、立派に後生にバトンをつなげたことを、カタクリとともに喜び合うべきなのでしょう。

2009年のきょうベニコブシ> 2008年のきょう原種チューリップ> 2007年のきょうジロボウエンゴサク> 2006年のきょうカラスノエンドウ> 2005年のきょうアオキ

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4月9日(金) イヌコリヤナギ

100409inukori_fb最近は芸達者なワンちゃんがTVで活躍する時代なのに、相変わらず「役に立たない」という意味の「イヌ」がつくヤナギです。
では、それに続くコリヤナギのコリはなにかというと、これが行李で、今どきはそんなもの見たことがない人がほとんどでしょうから、名前のパーツの前方二つともがどうにも時代にそぐわない柳です。
100409inukori_mb川岸などに自然に生えているのはこの柳であることが多く、今の時期は雄花(=雄株・2枚目写真)の黄色い派手な花粉が目立ちます。
これに対して雌花(=雌株)はガシガシして黒く(1枚目写真)、自然界の母性の質実剛健な強さ・逞しさが現れています。

2009年のきょうベニバナトキワマンサク> 2008年のきょうムラサキウンラン(ヒメキンギョソウ、リナリア)> 2007年のきょうアジュガ・レプタンス(セイヨウジュウニヒトエ、セイヨウキランソウ)> 2006年のきょうレンギョウ> 2005年のきょうドウダンツツジ

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号外・ハタザクラ

100408hatazakura_bおっとビックリ。きのうは冷たい雨だったので油断していたら、ハタザクラがかなりいい具合に咲いていました。
右の花についている「余計な」1枚が旗です。

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4月8日(木) ジロボウエンゴサク

100408jirobou_b名前もヘンだが形もヘン…。なんだか「千と千尋」を思い出すんですが、どういう経緯でこういう造形が生まれるのか、神様も気まぐれなものです。
前に取り上げたときは、ほかの延胡索(エンゴサク)との見分けポイントである苞葉の形がわかるだけで、色合いがとても「血色不良」でした。そこで今回は、「ホントはこんなにかわいいんだぞぉ!」という名誉回復画像です。

2009年のきょうシロバナアケビ> 2008年のきょうヤマザクラ> 2007年のきょうバイモ> 2006年のきょうムシクサ> 2005年のきょうヒサカキ

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4月7日(水) アズマネザサ

100407azumanezasa1どれ、ひと休みと腰を下ろした足下のアズマネザサに、なんだか気味悪い緑色のカビ状のものがついていました。目を凝らすと、なんとこれは花ではありませんか。
竹の花は数十年に一度しか咲かないとは聞いたことがあるけれど、はて、笹の方はどうだったか、「もしや」の期待でとりあえずシャッターを押しまくりました。
100407azumanezasa2…がっかりです。帰宅後の調べで、「笹はほぼ毎年開花する」ことがわかりました。でも、逆に「ほぼ」というのだから、毎年確実に見られるものではないということでしょう。藪漕ぎの邪魔もの・アズマネザサの「裏の顔」を知って、ちょっと親しみが増しました。

2009年のきょうトキワイカリソウ(白花)> 2008年のきょうヒメシデコブシ> 2007年のきょうノウルシ> 2006年のきょうスモモ> 2005年のきょうスギナ

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4月6日(火) イチリンソウ

100406itirinsou_b♂:ねー、彼女ぉ~、お茶しようよぉ~。 ♀:な、なによアンタ、あっち行ってよ!
なーんてことはなくて、一株に一輪ずつのイチリンソウですから、偶然に隣り合ったもの同士、一期一会の語らいを楽しんでいるんでありましょう。
ニリンソウ(↓)と比べると、イチリンソウは花がゆったりと大型です。
100406nirinsou_bまた、葉はどちらも切れ込みが深い形ではあっても、ニリンソウの葉はやや暗色の地に白い筋が目立つのに対し、イチリンソウのそれは全体に明るい緑色で、アシタバに似た元気さを感じさせます。

<補注> 一輪草の自生地の様子(撮影:2010年4月24日)はこちらです。

2009年のきょうカランコエ(八重)> 2008年のきょうノボロギク> 2007年のきょうトウダイグサ> 2006年のきょうセンボンヤリ> 2005年のきょうボタン

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4月5日(月) ノウルシ

100405nourusi_b♪ぶんぶんぶん、ハチが飛ぶ~、窪地のほとりにノウルシ咲いたよ、ぶんぶんぶん…と鼻歌が出そうな一枚が撮れました。
だがしかし、固定するのは絞りではなくてシャッター速度の方じゃないと、ハチさんがきれいに見えないよ、というのがあとからの反省です。デジイチを使うようになってから、コンデジみたいにお気楽にはいかず、気苦労が増えました。
というウザッタイ言い訳は置いといて、見上げれば桜、足下にはノウルシという季節になりました。ハチではなくても、うれしくて飛び回りたくなります。

2009年のきょうシナミズキ> 2008年のきょうヤマモモ> 2007年のきょうキランソウ> 2006年のきょうミケリア> 2005年のきょうレンギョウ

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番外編 : 奇妙な果実

100404hetima_2ビリー・ホリディが歌った「奇妙な果実」にはやりきれない切なさがあふれていましたが、志木の「奇妙な果実」はまるっきりコメディでした。
ヘチマというのは、電柱にも昇っていくし、周りの植物を生育不良にするほど地中の栄養を独り占めするし、けっこう荒っぽい植物です。加えて、ひと冬を越してもこうやって笑いを誘ってくれるとは恐れ入りました。
こんなに性質強靱なヘチマからとれる化粧水とは、やはり効力抜群なのでしょう。このふてぶてしさまでは、どうか女性に乗り移りませんように…。

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4月4日(日) ハナニラ

100404hananira1_bきのうは姿だけ借りて主役は降りてもらったので、お詫びにきょうはドーンとハナニラを2枚載せることにしました。
1枚目は近所の土手で勝手に勢力を増している一群です。花びらの中央に紫の筋が入ったものもチラチラありますが、遠目にはほぼ真っ白のカーペットです。
100404hananira2_bこちらはかわいそうにスズメノカタビラと生存競争中です。赤みの強い、ちょっと珍しいタイプです。前後に青い花も見えるので、こういう風にカラフルな性質らしく、ひょっとしたら園芸種を誰かが捨て去ったものかもしれません。

2009年のきょうチョウジザクラ> 2008年のきょうノジスミレ> 2007年のきょうアザレア> 2006年のきょうヤブレガサ> 2005年のきょうカタクリ

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番外編 : 飛行機雲二題

Imgp1058垂直上昇旅客機というのはまだないみたいです。もしあっても、こんな風にギュイーンと空に昇るとしたら、そんなものには乗りたくないですけど。
Imgp1365こっちはフツウに横に飛んでくれていますが、なにも律儀に電線の仲間にならなくてもいいのになあ、と微笑んでしまいます。

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4月3日(土) ムスカリ

100403muscari_bお公家さまの子供(ムスカリ)と町家の子供(ハナニラ)が一緒に鬼ごっこしているような…人にも花にも貴賤はないとは思うものの、そんな時代がかった発想をしてしまう自分に苦笑しながらシャッターを押してみました。
こうして見ると、紫の濃淡がお互いを引き立て合っています。花の時期も日向好きの具合も似ているようだし、花壇づくりにけっこうイケル取り合わせみたいです。
さて、きょうのタイトルをどちらにしようか迷いますが、ピントはどうやらムスカリに合わせているし、とりあえずここは色の濃さを優先したことにしておきましょう。

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4月2日(金) ゴンズイ

100402gonzui_b両手を広げて、「春だよ~」とはしゃいでいる子供…に見えてきました。撮るときは意識しないのに、写真には帰宅してからの玉手箱のような楽しみがあります。あ、きのうと同じことを言っているのは、老人性繰り言領域への突入でしょうか(不安・笑)。
この、うっすらと赤みがさした部分は、たぶん花芽だと思います。たぶん、と情けないのは、開花までにはまだ50日ほどもあって、蕾だとすると、ずいぶん早くからあがってくるものだと思うからです。
まあ、あの妙ちきりんな実をつけるゴンズイのことですから、ご幼少の砌(みぎり)から行動が風変わりというのはうなずきやすいことではあります。

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4月1日(木) クヌギ(雄花)

100401kunugim_bしまったなあ、左奥のオイデオイデの形をしたのにピントをあてれば…、という後悔はウチでゆっくり画像をチェックしてのことで、あとの祭りです。
しかし、ピントをあてた方も、その気になるとなんだか人の指のように見えてきます。萌え出したばかりのクヌギの雄花は、きれいと可愛いと不気味の混合型です。
5月になれば若葉の美しさも楽しめますが、その前に雌花の撮影という課題も残っています。この雌花、いつも見落としてきた地味ィ~で小さなものです。さて今年こそ、という誓いは、あれぇ、去年もしてたかな。

<補注> 1カ月後、雌花の様子を「一応」とらえることができました。

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