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4月30日(金) フゲンゾウ(普賢象)

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この遅咲き・豪華系の桜を、去年は一括してサトザクラとしか言えませんでした。見分けのポイントがよくわからなかったからです。
そこからの小さな一歩で、花のシベに注目することを今年は覚えました。志木名物ハタザクラは雄シベが花びら化した旗弁を持つのに対し、この普賢象(ふげんぞう)は雌シベが葉化しています。それが象の鼻(牙)のように2本、ニョキッと目立ちます。
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もともと園芸種の桜ですから、普賢象のなかにもまた種類はあるようで、こちら(↑)は花色がぐっと濃いめのタイプです。

<補注> 同じように雌シベが葉化してはいても、イチヨウはそれが1本だけです。

2009年のきょうイヌスギナ> 2008年のきょうツリガネズイセン(ヒヤシンソイデス・ヒスパニカ)> 2007年のきょうゴウダソウ> 2006年のきょうウンゼンツツジ> 2005年のきょうナガミヒナゲシ> 2004年のきょうトチノキ

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コメント

あ、あの雄しべは鼻だったんですか。
ずっと牙だと思ってました。

投稿: waiwai | 2010-05-01 07:19

雄しべ→雌しべの間違いです。(^^;

投稿: waiwai | 2010-05-01 07:21

waiwaiさんへ:
おお、ナイスな突っ込みをありがとうございます(笑)。
この「鼻・牙」問題、書こうかと思いながら省略してしまったことでした。
どうもオリジナルは鼻らしいんですよ。
でも、こうして2本並べば牙に見えるのも道理で、
「牙説もあり」としておくのが無難かもしれませんね。

投稿: はた衛門 | 2010-05-01 07:23

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