3月20日(土) ソシンカ(フイリソシンカ)
街のあちこちに、桜でもなし、花水木でもなし、ピンクの花が咲きこぼれていました。日本なら初夏ともいえるこの時期の台北で、もっとも目についた木です。
運転をしない家内が、身分証明用にと作ったはずのパスポートをちらつかせ、「中身が真っ白では恥ずかしい」などと生意気を言うようになりました。口ふさぎのために、手頃な台湾に連れ出して、そのじつ、亭主もウシシで、初めて見る花を激写です。
現地では羊蹄甲というらしくても発音が再現できません。自分勝手に「オ、あすこにもヨウテイコウ!」などと愛でてきて、帰宅後に和名を確認したら蘇芯花(注)でした。
葉の形を見れば名前の意味をすんなり納得できる羊蹄甲に比べると、蘇芯花はどうにも気取りすぎに思えます。一枚だけがきれいな旗弁に着目したのかと想像はしても、またこの花に会えたときは、きっと「おお、ヨウテイコウ!」と呼びかけそうです。
運転をしない家内が、身分証明用にと作ったはずのパスポートをちらつかせ、「中身が真っ白では恥ずかしい」などと生意気を言うようになりました。口ふさぎのために、手頃な台湾に連れ出して、そのじつ、亭主もウシシで、初めて見る花を激写です。
現地では羊蹄甲というらしくても発音が再現できません。自分勝手に「オ、あすこにもヨウテイコウ!」などと愛でてきて、帰宅後に和名を確認したら蘇芯花(注)でした。
葉の形を見れば名前の意味をすんなり納得できる羊蹄甲に比べると、蘇芯花はどうにも気取りすぎに思えます。一枚だけがきれいな旗弁に着目したのかと想像はしても、またこの花に会えたときは、きっと「おお、ヨウテイコウ!」と呼びかけそうです。
<補注1> 標準和名はフイリソシンカです。ふつう斑入りと言えば葉が斑(まだら)なものを言うのに、ソシンカの場合は花に見える模様を指しているようです。
<補注2> 同属の仲間を収録しました。(2023年8月1日)
2009年のきょう<クサボケ> 2008年のきょう<房咲き水仙・グランドモナーク> 2007年のきょう<カブ> 2006年のきょう<スズメノカタビラ> 2005年のきょう<ハクモクレン>
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