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3月17日(水) ソメイヨシノ

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今年の桜は、さていつごろほころびてくれるのか、そろそろ気になって枝を眺めるものの、まだちょっと愛想のない蕾ではありました。
夕暮れどきにそんな殺風景な桜の姿を眺めていると、いささか不気味に思うことがあります。樹形の複雑さであれば、梅の方が数段ややこしいのに、梅の木にそんな畏怖を感じることはありません。なぜか桜の枝ぶりには、襲いかかる悪魔のような、呪詛に満ちた怨霊のような、人を不安にする力が秘められているようです。
そんなことを思わせるのも裸木のうちであって、もうすぐこのおどろおどろしさは花で覆われ、葉で隠され、しばらくは天下泰平な眺めを見せてくれることでしょう。

2009年のきょうヤマアイ(雌花)> 2008年のきょうマツバギク> 2007年のきょうソテツ> 2006年のきょうアンズ> 2005年のきょうトサミズキ

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コメント

あれ?珍しいなぁ、このような写真・・・
と思ったらなるほど、そうだったんですかぁ・・・
うーん、師匠は何か心に病が?取り憑いているのでしょうか。それとも自分が何の生まれ変わりか分かったのでしょうか。お祓いをした方が・・・(笑)

まあ、そんなことはないでしょうが。人それぞれ感性が違うので見えるものの感じ方が違うんでしょうねぇ。師匠の豊かな想像力と感受性には、人とは違った面白さを感じます。さて、次回は何が飛び出てくるのでしょう。楽しみ、楽しみ。

投稿: zenpeichan | 2010-03-17 13:15

zenpeichanさんへ:
あれ? zenpeichanさんは気持ち悪くないですか、桜の枝振り。。。
ワタシが怖がりなだけ?
あらら、余計な恥をさらしてしまったかな(笑)。

投稿: はた衛門 | 2010-03-18 08:07

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