3月13日(土) レバノンスギ
なんとはなしに陰気な木です。ヒマラヤ杉に似た感じではあっても、全体の色合いが一段暗く、葉の混み合い方がヒマラヤ杉よりはかなり貧弱です。
また、その葉の長さもヒマラヤ杉の2/3くらいで、そのことも貧弱に見える原因です。
比べるために、同じ日に撮ったヒマラヤ杉(↑)を持ち出しましょう。前は銀葉ヒマラヤ杉と比べて、ヒマラヤ杉が明るいことを述べました。今回、レバノン杉と比べても、葉の数がずっと密で、しかもその明度が高いことがわかるはずです。
もちろん、あちこちの学校で見かけやすいヒマラヤ杉に比べると、レバノン杉は特殊な公園でしか見ないし、なんと原産地でも乱伐でかなり稀少種になっていると言います。見かけが悪い割には材が有用(注2)で、それが身を滅ぼすことにつながるとは、なんともかわいそうな境遇の木です。
また、その葉の長さもヒマラヤ杉の2/3くらいで、そのことも貧弱に見える原因です。
比べるために、同じ日に撮ったヒマラヤ杉(↑)を持ち出しましょう。前は銀葉ヒマラヤ杉と比べて、ヒマラヤ杉が明るいことを述べました。今回、レバノン杉と比べても、葉の数がずっと密で、しかもその明度が高いことがわかるはずです。
もちろん、あちこちの学校で見かけやすいヒマラヤ杉に比べると、レバノン杉は特殊な公園でしか見ないし、なんと原産地でも乱伐でかなり稀少種になっていると言います。見かけが悪い割には材が有用(注2)で、それが身を滅ぼすことにつながるとは、なんともかわいそうな境遇の木です。
<補注1> 和名では杉呼ばわりされていても、同属のヒマラヤ杉と同じく、マツ科のメンバーです。
<補注2> ノアの方舟(箱船)に使われたという由緒があります。(2011年12月6日)
2009年のきょう<ヨシ(アシ)> 2008年のきょう<ヒメカンスゲ> 2007年のきょう<オガタマノキ> 2006年のきょう<ダンコウバイ> 2005年のきょう<シキミ>
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