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2月4日(木) チュウテンカク(沖天閣:ユーフォルビア・インゲンス)

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デカイのです。きのうの金鯱は丸々と大きかったのに対し、きょうのこちらは5~6mの上空で花を咲かせていました。なにしろ高くて、開花している頂部までの幹はこんな(↓)様子で、まるで工事現場に打たれたH形鋼みたいです。
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柱サボテンと誤解してしまう風貌のくせに、これはサボテンではなくてトウダイグサ科のユーフォルビア(ハナキリンなど)の種類でした。そう言われるとみると、幹の締まり具合がなかなか筋肉質でいらっしゃいます。
面白さでは名前も負けていません。沖(冲)天とは空高く昇ることだそうで、まさにぴったりの命名です。ただ、「沖」の字と「空」とが結びつきません。「岸から遠い水面」を示す沖がなぜ空の上を指すのか、漢和辞典にあたってみました。
結果、遠い水面という「沖」の意味は日本で与えられたもので、漢字本来の意味は垂直方向(高い・深い)にあることがわかりました。この先の人生にはたぶんまったく役に立たないであろう小ネタなのに、なんだかとても幸せな気分です。

2009年のきょうヒメノキシノブ> 2008年のきょうニシキマンサク> 2007年のきょうハカタシダ> 2006年のきょうコウヤボウキ> 2005年のきょうオウバイ

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コメント

ハナキリンはサボテンではないのですね。初めて知りました。とは言っても 今日のチュウテンカクも初めて聞く名前ですが。

ハナキリンはなんとなく好きな花?(クサになるのですかね)ですが、売っている時期が一瞬の感じで 時々見るのですが、いつも買い損なっています。

投稿: sirouto | 2010-02-04 11:07

次から次へとよく珍しい植物を載せてくれますね。
確かに花はトウダイグサ科の特徴があるように思えます。
沖という意味で、ふと沖電気を思い出し調べた見たのですが、なんのことはない、普通に初代の社長の姓でした。
トヨタ、トランクに雨漏りがしたり、錆が出る車を売ったりしていたから罰があたりました。

投稿: ryoi | 2010-02-04 12:40

siroutoさんへ:
植物の分類はなかなかわかりにくいですよね。
同じユーフォルビアでも、ハナキリンは多年草扱いで
この沖天閣は木本扱いするみたいです。

ryoiさんへ:
うふふ、さすが株をおやりだから、すぐ沖やトヨタに話が行きますね。
同じ上場会社でも、積水あたりは古典の素養が必要な名前なのに、
沖はずいぶん単純な謂われなんですね(びっくり)。

投稿: はた衛門 | 2010-02-04 17:50

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