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1月31日(日) ベニヒモノキ

100131benihimonoki_b男と生まれたからには、一度はヒモと呼ばれる生活がしてみたい…という願いが叶う可能性はかなり閉ざされてきました。もっとも、嫁さんに絡みつくだけなら、これからいくらでも実現余地ありですが、ヒモと濡れ落ち葉では差がありすぎです。
おっと、温室の熱気でオツムが春になってしまいました。鮮やかなヒモ状の花がブランブランと賑やかです。花だけ見るとカライトソウを連想します。
同じような造りなのに、かたや「糸」で、こなた「紐」とは理不尽な…と思いつつ仔細に比べると、一本一本のシベの長さが違いました。カライトソウはシベが長く、見るからに糸が垂れた様子です。一方、こちらはシベが短くて、全体がビロード状の紐に見えるというわけでした。

<追記> きのうの「シンビジウム(愛子さま)」の記事に「プリンセスまさこ」の画像を追加することができました。

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番外編 : オヤジの街

100130aloha志木の駅前の新しい商店会の名前がなぜ「アロハ」なのか、約3秒間、考え込みました。オォー、そうか、志木の中心商店街(往事の宿場町)が「いろは」商店会だった!と気づいたとき、いやはや、あのその、なんと言いましょう、弱りました。
解説(1) ワタシの住む志木市には、その昔、川の向こう岸に農業用水を渡すために造られた「いろは樋」という名の水路がありました。
100130iroha解説(2) 古くからある商店会の名前は、もちろんこの歴史的遺構にちなむものです。
解説(3) 念のため、ハワイと志木とはなんのつながりもありません(たぶん)。

新しい商店会を命名するとき、この「アロハ」案に腰が引けた会員がたくさんいたのは想像に難くありません。でも、反対できなかったんでしょうねえ。この迷案に…。
知らないままの方が良かった気がしますが、見つけてしまった以上、仕方ありません。こうしてブログに地元の恥を晒すことになりました。笑うな、という方が無理でしょうから、せめて失笑はやめていただいて、暖かな微苦笑をお願いいたします。

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1月30日(土) シンビジウム(愛子さま)

100130cymbidium_b逆光に透けた花びらにも惹かれましたが、ここにこのシンビジウムが登場した本当の理由は、鉢につけられていた小さな名札です。「愛子さま」。
前にシンビジウム(品種名不詳)を掲載したとき、この「愛子さま」は見当たらなかったようで、母君のお名前のものがあることだけ触れていました。今、そのお姿を確認すると、たしかに「愛子さま」とよく似て、しかも覆輪やフリルが一段と華やかです。
きょうの「愛子さま」は、言われてみればたしかにポッチャリとトボケた感じ(ウ、不敬罪か?)で、こうしてうまくイメージどおりの品種を売り出す生産者は偉大です。

<1月31日追記> 記事を書いたあとで街をぶらついていたら、偶然に母君(プリンセスまさこ)に出会いました。深い陰影がなにやら象徴的…というのはこじつけで、やや光線の具合が悪い場所での撮影(↓)でした。
100131pmasako_b

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1月29日(金) ヒメアリアケカズラ

100129himeariakekazura_bこの花の色と形には、かなり鮮明な記憶がありました。4年前の夏に宮崎空港で出迎えてくれたアリアケカズラです。もしどこか暖かな土地でこれを見たなら、きっと早トチリにそう決め込んでしまったことでしょう。
ところが、ここはまた近場のジャングルです。偏狭なオジサンを優しく諭す名札がついていて、これはアリアケカズラではあっても「姫」なのでした。
二つは同属ではあっても別種で、蔓性のアリアケカズラに対し、姫は木立性ということが帰宅後の調べで判明しました。それらしい枝が一応は写っていたのでホッとひと安心です。もちろん姫ですから、花はアリアケカズラよりもひと回り小さめです。

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1月28日(木) アレッポマツ

100128aleppo_b正月を松尽くしにしようと思って撮りためておいた1枚です。その松尽くし計画はあえなく自壊したのですが、思わぬところでこの写真が陽の目を見ました。
きっかけは今週月曜のNHK「世界遺産」でした。なにげなく見たその番組のナレーターが発した「アレッポ」という言葉に驚いて、どこかにこの松が写らないか、目を凝らしました。残念ながら画面に松が出ることはありませんでしたが、「変な名前」とだけ思っていたアレッポの正体は、とてつもなく魅力的な古代の商業都市でした。
アレッポ(シリア)にとどまらず、地中海地方一円に多い松だそうです。幹はアカマツを思わせる色のくせに枝は緩めにクネり、葉もボサボサとやや長い感じです。松笠が少し細長く、ふつうのアカマツよりはたくさんついているように見えました。

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1月27日(水) コウヤボウキ

100127kouyabouki_bおや、新種の菊の花か…と思わないでもない眺めです。まあ、単に老眼が進んだための早トチリと言えばそれまでですが。
左下にまだ冠毛がついたままの一輪が残っています。この一輪も、この撮影のあとで触ったら冠毛がついたまま種がゴソッと取れて、右側と同じように萼だけが残ってドライフラワー風になってしまいました。
ここにはすでに4回も登場しているコウヤボウキですが、6回目以降もあるものかどうか、自分で楽しみになりました。(1回目2回目3回目4回目

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1月26日(火) ジャノヒゲ(リュウノヒゲ)

100126janohige_b草の間から青い宝石が見え隠れしていました。そう言えば、この青紫の実を今まで口に入れたことがなかったと気づきました。
剥いていない青い実と白い中身を比較すればわかるように、宝石のような輝きの青い皮はごくごく薄いものでした。それがプリッと剥けると、なかの白い実はちょっとナタデココを思わせる感触でした。
ただし、お味はデザートみたいとはいかず、舌を拭うハンカチは必携です。これが美味なら、ジャタデココなどという新メニューを作れたのに、なんとも残念です。

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1月25日(月) カニクサ

100125kanikusa_bさて、ジャングルや津軽の旅から戻り、ふたたび冬枯れの山道です。カニクサは羊歯類とは思えないほど表情が豊かな草(?)で、冬でもこんなに青々です。
これで蟹を釣ったというのが名前の由来ですが、たしかに自在に這い回るこの蔓なら、山のなかで釣った沢蟹を串刺しにして運ぶのに好都合に思えます。油で揚げた沢蟹はお酒のアテに最高だよなあ…と、ちょっと脱線です。
おっと、そういう残酷路線が嫌いな人は、ツルシノブという優雅な名前の方が気に入るかもしれません。たしかに、雰囲気が少しだけシノブを連想させてくれます。

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番外編 : 津軽・弘前紀行

100124yamauta津軽・弘前の夜と言えば、ここ「山唄」です。夜の寒さは身にしみますが、津軽の音は骨にしみます。門付けのとき、この寒さでも指が凍えないように早弾きになり、吹き荒れる地吹雪にも音がかき消されないようにバチで叩く奏法が生まれたそうです。魂を鷲づかみにされて揺すられる感覚で、悲しくはないのに涙が出てきます。
100124postさて、三味線が聴ける頃合いになるまでは、スッテンコロリンに気をつけながら町をぶらりとしました。うーん、レトロです。へー、弘前は珈琲の街(左ポスター)でしたか。最近はフランス料理の街でもあるし、もちろん古い郷土料理も健在です。
100124jieitaiお城に入ると、自衛隊さんががんばっていました。来月の「弘前城雪燈籠まつり」に備えての雪像づくりですが、いやはや、こんな大きな枠を組むのでした。
100124osiroそのお城の本丸は綿帽子姿でした。堀も雪に埋もれ色みがないなか、赤い欄干がアクセントなのか邪魔なのか、じっくり考えていたら足下が凍えてきました。

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1月24日(日) ナンヨウザクラ

100124jatropha_b温室のこの木につけられた名札を見て、少し重い気持ちになりました。大戦中に彼の地に出征した父世代の人々の苦衷を思わずにいられなかったからです。山を見ては富士と名づけ、花を見ては桜と呼んでしまう、切なかった日々に瞑目です。
さて、そんな気持ちを拭って眺めれば、じつに華やかに美しい木です。やや濃すぎるピンクで肉の厚い花びらも、枚数は5枚なので「なるほど桜か」と思えてきます。
まれに3裂するという葉がうまい具合に写せました。南洋桜は別名をテイキンザクラ(提琴桜)といい、このタイプの葉のものはホコバテイキンザクラ(鉾葉提琴桜)と呼び分けることもあるそうです。提琴はバイオリンの別名でもありますが、この場合には「椰子の実を半割にした胴を持つ擦弦楽器」という本義と重ねるべきでしょう。

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1月23日(土) セイロンマンリョウ

100123ardisia_bマンリョウを名乗ってはいるし、ヤブコウジ科だというし、それほどお門違いのものではないのに、背丈は3m以上もあって、よく知る日本のマンリョウの面影は見出しにくい姿です。赤い実も残ってはいますが、黒い仲間のなかで肩身が狭そうです。
そうは言いながらも、先日、自分の背丈よりも高く育ったマンリョウを見かけました(福岡県にて)。葉と実は天辺だけで、根もとまでは幹だけの間抜けな姿でしたが、マンリョウがあそこまでのびる事実に驚きました。
温室のなかだからと特別なものを見るように眺めがちですが、このセイロンマンリョウとふつうのマンリョウとの溝なんて、ほんの一衣帯水なのかもしれません。

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1月22日(金) サンタンカ(イクソラ・コッキネア)

100122santanka_bこんな季節にはときどき南方に旅をしないと、花の写真が縁遠くなります。片道45分の小旅行で、夢かと思うようなジャングルに迷い込んでしまいました。
このサンタンカは、近場のジャングルでは定番品です。サンタンカは原産地・中国での名前に漢字をあてて山丹花と書きます。丹の字には赤の意味があるので、音に合わせたにしてはなかなかうまい名づけに思えます。
花びらの先が尖ったこの品種(Ixora coccinea)のほかに、先が丸いもの(I. chinensis)を見たことがあります。さらに、花色が黄色いのまであるそうで、近い内にまた別の近場ジャングルを探してみようかと思います。

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1月21日(木) クマシデ

100121kumaside_bシデは「四手」または「垂」で、注連縄に下がるジグザグ型の白い紙のことです。アカシデイヌシデなど、プラプラする花がつくのをシデ(類)と呼んだようです。
一方、「熊」はほかのシデに比べて樹形や葉や実が大きいからと言います。そうは言っても、樹形や葉は個体の大小差があってわかりにくく、自分的にはもっぱらこの実のデブチン具合が見分けポイントです。
近所に1本だけ植栽されていたのがクマシデとの縁でしたが、おかげでこうして山道で出会っても、すぐに「よお、熊くん」と呼びかけられるようになりました。

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1月20日(水) チンカピン

100120chinquapin1_b
名前の真んなかの「カ」の字を抜くと、「珍品」になります…などという言葉遊びはさておき、チンカピンは英語(その語源は未詳)で、chinquapinと綴ります。
名前も変なのに、その実がもっと変で、ドングリがイガに入っています。イガがあるから栗かと思えば、実は1個だけしか入っていなくて、したがって栗のような扁平の面がありません。拾ったとき(11月上旬・この写真も)は正体がわからず、今ごろになって、ほかの調べ物のはずみでようやく名前が判明しました。
100120chinquapin2_b
生でかじった味は、ドングリよりは風味があって、いくらか栗寄りでした。リスや鼠にはうれしいごちそうでしょう。今の時期は薄汚れたイガだけが残っていました。

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1月19日(火) セイヨウヒイラギ

100119seiyouhiiragi_b
葉の形は日本のヒイラギに似て、強い鋸歯がたくさん出ます。ただし、葉のサイズはヒイラギの倍ほどあり、そういう大振りなところはシナヒイラギに似ています。
こんな説明が該当するのはセイヨウヒイラギとアメリカヒイラギではあっても、この二つの区別がかなり微妙です。セイヨウヒイラギの方が葉に艶があるのがポイントでも、この写真の葉は輝いているようでもあり、くすんだ感じにも見えてしまいます。
かなりエイヤッではあるものの、幾枚かでも艶のある葉が写っているところから、この木は暫定でセイヨウヒイラギとしておきます。

<補注> 2年後、「やや艶のない葉」という説明にうなずくことができるアメリカヒイラギを撮影できました。二つを比べると、どうやら本記事の写真はセイヨウヒイラギでいいようです。(2012年1月15日)

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1月18日(月) キジョラン

100118kijoran1冴えない写真ですが、ようやくモノにした「鬼女が髪を振り乱す」の図です。暮れの内が撮影適期だったようで、もうこの1個しか実が残っていませんでした。
07年秋に花、その冬に割れかけの実をとらえ、それから躍起になってこのシーンを狙っていました。次はもう少しいい写真を撮りたいものです。
100118kijoran2付近の地面には、種がいくつも落ちていました。手のひらにのせると、微風にもすぐに飛び立ちます。一つの羽毛の直径は10cm近くもあり、造りもしっかり丈夫です。
100118kijoran3ところで、1枚目の写真で葉が枯れているように見えるので補足しますが、このキジョランは常緑です。冬でもこのように大振りな葉が元気です。
また、まわりの木に絡んだ蔓は草本に見えるのですが、地面付近の蔓(葉の先で示した)はしっかり木質です。図鑑的には常緑多年草であっても、素人目には草か木か微妙に見えます。きのうのナンテン(常緑なのに紅葉)に続いて、植物の区別のアバウトさをしみじみ味わうことになりました。

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1月17日(日) ナンテン

100117nanten1_b常緑のはずのナンテンがこんなにきれいに紅葉していました。この赤くなった葉が春には緑に戻る…などということはなくて、この葉は落ちて新しい葉が出てきます。
先日のコクテンギも同じ(常緑樹なのに紅葉)でしたが、草木にしてみれば「あんたらの分類に付き合っているヒマはないよ」ということでしょう。日照や養分に応じて、緑であるべきものが赤くなるくらいはオチャノコサイサイのようです。
100117nanten2_bこの紅葉した株の隣には図鑑どおりに常緑の株(↑)があって、こうなると環境条件だけではなくて個体差もあると言わざるを得ません。人間でも、酒に強い人もいれば弱い人もいるからなあ、という例えは、やや説得力を欠きそうです。

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1月16日(土) ニオイザクラ(ルクリア)

100116luculia_b以前、秋に咲き始めたところを載せたまま、花盛りを見過ごしていました。桜と言うからには、やはりこのくらい華やかな姿を写さなければいけません。
全体の姿は春の桜にはほど遠くても、こうやってマジマジ見るとたしかに桜の花びらを思わせます。色の濃いものや淡いものがいろいろあるようだし、冬の窓辺において室内を飾ると、華やかさがあるし香りもいいし、ありがたい一鉢です。

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1月15日(金) カミガヤツリ(パピルス)

100115papyrus1_b_2このパピルスを載せるにあたって、恥ずかしい告白が必要です。先日載せたシュロガヤツリを見つけたとき、「あ、パピルス…」とつぶやいてしまったのです。
どこで思い違いをしたものか、掲載のために調べていて自分の混同に気づいたものの、今度は本来のパピルスを早く載せて、両者見比べてみたくなりました。
100115papyrus2_b_2残念ながら、丈夫なシュロガヤツリと違ってパピルスは今の時期は温室でしか見つかりません。さらにその温室でも花の時期はまだ先のようで、かなり愛想のない姿です。夏には、もしかして露地で育っているものに会えるかもしれないので、期待を先につないで、とりあえずの出演をしてもらっておきます。

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1月14日(木) コクテンギ

100114kokutengi_b電信柱(という言い方は死語でしょうが)くらいの高さの木がこんなに真っ赤に染まっていました。いかに雪のない首都圏とは言っても、さすがに広葉樹は枯れきっている時期ですから、こんな燃え立つような色はとても目立ちます。
南九州に多い木だそうで、関東の地では貴重品です。葉の形はあまり特徴がなくても、3枚セットの付き方が見分けのポイントになります。不思議な響きの名前は黒檀木の訛りと言いますが、ニシキギの仲間が黒檀とは解せない話です。鹿児島あたりに行くことがあれば、もう少しくわしく氏素性を学んでみたいものです。

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1月13日(水) ハアザミ(アカンサス)

100113acanthus_bちょうど365日後の証明です。丸1年前、季節をあざむくかのような美しい葉を載せましたが、残念なことにその写真は肝心の決め手を欠くものでした。
アカンサスがアカンサスであることの証明=べらぼうにノッポな花茎が、寒風をよそに1本だけ残っていてくれました。きのうのツワブキと同じで、花後の茎は刈られることが多いので、自分のなかのお宝写真の一枚です。

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1月12日(火) ツワブキ

100112tuwabuki_b形はタンポポのそれに似ていても、やや薄汚れた色が残念なツワブキの綿毛です。それでも、逆光に透かしたら、どうにか見られる体(てい)になりました。
初夏の微風に身をまかすタンポポと違い、同じキク科でも、こんな寒風に身を晒さなくてはいけないツワブキですから、美的に劣ることを非難しては不憫です。わざわざ庭に植栽するものと思っていたら、こうやって逞しく勢力を拡大しているのでした。

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1月11日(月) ユズリハ

100111yuzuriha_b去年は雄花の豪快な咲き具合に惚れぼれしたあとで念願の雌花も撮影でき、その前にも、ユズリハはここに三度(実の発見黄葉元旦)出ています。もういい加減卒業のはずなのに、どうしてまた変哲のない写真を持ち出したかと言えば…。
いやはや、今ごろ知ってびっくりなのですが、この葉や樹皮を食べると、牛でも死ぬことがあるのだそうです。例のアルカロイド成分が含まれていて、昔はこれを煎じて殺虫剤にすることもあったと言います。
正月のお餅を載せるぐらいでは命に別状はないでしょうが、秋の実を不用意に口にするのは慎むのが良さそうです。さて、このことを秋まで覚えていられるかどうか、この葉をチョビッと舐めて、記憶装置に活を入れて(毒も薬?)おきますか。

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番外編 : どかとか、いったい「ど」っち?

100110doto志木と東村山を結ぶ道が志木街道で、それが川越街道(国道254号線)と交わる場所が「野火止」交差点です。志木市の隣の新座市に位置し、そこそこ有名です。
今まで何度も通った場所なのに、あれまあ、頭上にこんな不条理があるとは、ついぞ気がつきませんでした。川越街道を走れば「のびどめ(写真左)」なのに、志木街道を走るときは「のびとめ(写真右)」、濁るか濁らないか、ささいなこととは言え、一つの交差点に二つの読みを強いるとは、これは行政の横暴ではあるまいか。
ワタシはチャリですからケラケラ笑いながら激写小僧をしたけれど、運転中のドライバーがこのことに疑問を持ったら、事故激増地点になってしまうではないか!! しかも、「Nobitome」の「t」の字には明らかな切り貼りのあとが…。
そうですよ、ふだん我々は「のびどめ」って言ってるもんなあ。誰よォ~、どうしても濁るのが嫌な人は?と思ったら、新座市役所さまが「と」派だそう(by Wikipedia)で、こういうのは仕分すべきでないすか、モォ~、でした。

<補注> 続編ができました。(2016年10月23日)

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1月10日(日) カゴノキ

100110kagonoki_bこの木の説明に必ず出る「鹿(の)子」を思い出せず、動物サイトで確かめたら、なるほど、茶に白い斑点でした。それよりはこちらの方が、柄も色合いも上品かつ優雅ですが、名前を借りている義理のせいで、そっとつぶやくだけにしておきます。
これだけの模様を見せるにはかなりの年数が必要で、若木の樹皮はまるでそっけないそうです。鹿の毛並みとは逆の現象です。仔鹿の斑点はカモフラージュ目的でしょうが、カゴノキも迷彩模様で伐採を逃れようという魂胆でしょうか。
冗談はさておき、プラタナスにもこういう特徴があります。斑に樹皮が剥落することのメリットがなにかあるはずなのに、さっぱり想像がつきません。

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番外編 : 寒天よ、お前もか

100109kantenjpg見るともなく見た昨夜のTV(日テレ・寿命をのばすワザ百科SP)は、おいおい小朝ともあろう者が何してんの?と驚いたけれど、ついつい見ている自分が一番情けないゾと反省しつつ、自分の健康度が確認できて満足…、お馬鹿です。
この番組でお気楽ダイエットとしてかなりクローズアップされていたのが寒天で、バナナの次は寒天が売り切れだァと家族で盛り上がったわけです。しかし、「じゃあ、あすは1時間ごとに棚を観察に行こう!」というワタシの提案は完璧に無視され、仕方なく、忙しいなか(?)を近くのスーパーに一人で行ってみました。
結果は、!が半分・?が半分でした。午後4時現在、棚が空なのは糸寒天だけ、ふつうの棒寒天はまだしも、使い易そうな粉寒天まで、結構残っていました。
水で戻して食べるだけの糸寒天が売れ線とは、そもそもそんな安直な考えだからダイエットが必要になるのじゃ!と毒づきたいのに、変なオッサンが邪魔なこの場所にはどなたも来てくれなくて、腹ふくるる思いのまま帰宅したのでありました。

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1月9日(土) カンボタン

100109kanbotan1_bこんな寒いときに、無理に咲かすなんて、人間は罪なことをするものです。などと抹香臭いことを呟きながらも、今、まさに開かんとするひと片には思わず熱い視線を送ってしまいます。その奥でツンと尖っている坊やもかわいいし…。
寒牡丹にはつきものの藁囲いの屋根が、単調な白い花びらや萼にゼブラ模様をつけてくれました。
100109kanbotan2_bしかし、一応は植物ブログですので、開きかけや蕾だけにとどめず、「らしい」一枚もオマケに載せておきます。

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1月8日(金) クログワイ

100108kuroguwai_b何ごとにも先達(せんだつ)というのはありがたいもので、このブログはwaiwaiさんの存在なくして継続はできませんでした。きょうのクログワイは、11月初旬の「ネコな日々」に掲載されたときから、自分も見つけたいと願っていたものです。
それと知らなければ、朽ちた麦わらと思って見過ごしたはずです。この茎を開いてみて、細かい隔壁を確認し、「おぉ~」と感動しつつ、先輩に感謝しました。
じつはきのうの滅茶な名前の花も、先月、先輩に教えていただいていました。さらに同月のヤーコンも、「ネコな日々」に出てから慌てて取材した始末です。数え上げればキリがないほどお教えを受けています。年の初めに、あらためて御礼です。

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1月7日(木) イオノプシディウム(バイオレットクレス)

100107ionopsidium1_bこの時期のお庭を飾る花として貴重ですが、そのわりにはこの名前が厄介です。別名なら花の色から連想しやすいので、せめてこちらで覚えたいものです。
100107ionopsidium2_bクレスはクレソン(オランダガラシ)の意味で、アブラナ科の仲間です。先の丸いハート型の葉とか茎の出方にそんな面影があります。ただし、草姿はかなり小さく、差し出した人差し指の先がこんなに巨大に写るほどです。
葉を摘んでクレソンの代用にできないかと思ったら、残念ながら「あの辛み」はまったくなくて、ふつうの菜っ葉の味でした。こぼれ種でどんどんふえるので、経済危機の時代の救世主かと思いましたが、そんなイヤシイ心で見てはいけないようです。

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番外編 : 地方名の面白さ(シバ)

100106sibaこの年末年始は福岡にいたのですが、市内のスーパーで未知の名前に会いました。どうやら正月のお供え用らしく、ふつうの榊の枝と並んで売られていました。
地元の人に聞いても「シバはシバだよ」でチンプンカンプンのまま志木に戻ったのですが、調べてみたら、どうやらヒサカキのようです。北部九州にはシバサカキという呼び方もあるそうです。言われてみれば、榊よりは二回りほど小さな葉で、鋸歯がはっきりしています。以前、ここでヒサカキを取り上げたとき、榊の代用にすることも触れました。
ここでハハーンときたのがシバグリです。野生の栗をこう呼ぶのですが、栽培品種に比べ、実はかなり小さめです。未確認ですが、たぶん葉も小さいのではないかと思うのです。シバグリの漢字には芝をあてますが、これではあまり意味をなしません。「小さい葉→チーバ→シバ」という変化だったとしたら、小さな葉の栗・小さな葉の榊で意味は通じてくるのですが、現地でそんな音便をするかどうか、あくまで推測です。
標準和名を覚えるだけでも頭がパンクしている分際で地方名にまで食指をのばすとは僭越の沙汰とは言え、ちょっと興味が湧いています。

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1月6日(水) シュロガヤツリ

100106syurogayaturi1_b用水のほとりで、フェンスから飛び出して棕櫚のような葉が繁っていました。1mくらいもある茎の先に広がる葉のなかで、幾本かは小穂を展開しています。
100106syurogayaturi2_bまるで季節外れの線香花火です。(この小穂に迫った写真だけは都内温室でのもの。ほかの2枚は1月1日、福岡市の露地で撮影)
棕櫚とはいうものの、幹にあたる部分はなく、1枚1枚の葉ごとに地表からいきなり茎が出ています。じつはここまで「葉」と書いたものは、正確には「苞」です。葉の機能は地表部にあるらしいのですが、いわゆる葉らしいものはありません。
100106syurogayaturi3_bかなり奔放に生育するようで、少し前に刈られた茎もありました。手で千切ろうとしてもまったく切れず、縦に裂くと根もとまで一気にきれいに割れました。同種同属にはあのパピルスがあるように、茎の繊維は長くて強いものでした。

2009年のきょうタラヨウ> 2008年のきょうコナラ> 2007年のきょうスギゴケ> 2006年のきょうノイバラ> 2005年のきょうヒヨドリジョウゴ

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1月5日(火) キチジョウソウ

100105kitijousou1_bまさに「血眼」で探し出した1本の穂です。花のときはあんなに豪華だったので、この赤い実も被写体を選びきれないくらい並んでいるだろうと思って出かけました。ところがどっこい、花穂はたくさん残っていたものの、みんなスカなのです。
道沿いに何カ所かキチジョウソウの藪があって、合計すれば20mもありそうなのに、どの穂もどの穂も結実しておらず、枯れた萼が残っているだけでした。
ここがダメなのか、今年がダメなのか、ほかの場所も当たってみなくては…とほとんどあきらめた最後の一叢にマッチ棒の頭ほどの赤い粒を見つけたときの喜びは、これこそ飛び上がりたいほどでした。「キチジョウソウの結実確率」という課題は抱えてしまいましたが、まずは狙いどおりの収穫を得られてうれしいうれしいレポートです。

【続報】 ちょっと気になるので、二日連続で吉祥草の実の捜索に出かけました。きのうとはまったく別の場所だったのに、ここも枯れ穂ばかりです。
100105kitijousou2_b直径で3mほどの群生の根もとを片っ端からかき分けていたら、ようやく1個だけ見つかりました。30cmほどの高さの草むらのなか、6~7cmくらいしかない高さの穂ですから、かなりの根気が必要です。
きのうの実と違って、きょうのものは形が丸々しているのが収穫と言えば収穫でしょうか。なぜこんなに実のつきが悪いのか、この秋には花の造りもじっくり見てみたくなりました。(1月5日 16:00追記)

<補注> 花の観察結果はこちらです。(2010年11月20日)

2009年のきょうサザンカ(白八重)> 2008年のきょうミミズバイ> 2007年のきょうオキザリス・セルヌア> 2006年のきょうナンキンハゼ> 2005年のきょうノイバラ

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1月4日(月) ホンコンカポック(シェフレラ)

100104schefflera1_b松の内は松尽くしでいこうと思っていたのに、ほかに面白いものを見つけると、ついそちらを出したくなります。たぶんこれ、いわゆるカポックだと思うのです。
観「葉」植物だと思っていたカポックに実がなることを知ったのは5年前のことで、6月初旬に青い粒々がついているのに気づき、10月下旬にはそれが赤や橙や黄色に色づくことを知ったのでした。
100104schefflera2_b花のことを忘れていたわけではないのに縁がなく、ようやくのご面会です。ただ、未熟の実は甲子園、熟した実は志木、今回の花は福岡市での撮影というバラバラさ加減のため、開花・結実の時期(サイクル)がこれで正しいかどうかはまだわかりません。今回の木には色づいた実(↑)もまだ残っていました。

さて、問題は「いわゆるカポック」です。これまではここ(ブログ)でも「増補版」でも単にカポックとしてきましたが、この呼び名はどうやら正しくないようです。詳細説明はほかのサイトにお任せしますが、カポックと呼びたいならホンコンカポックとすべきで、属名のシェフレラならだいたいこの木を指すことが多いのだそうです。
より正確に、和名でヤドリフカノキとしようと思ったら、今度はフカノキという木があることを知りました。フカノキの花は今ごろが「正しい」開花期なので、今回の写真の木はこちらなのかとも思いましたが、葉がフカノキの特徴を備えていません。
新年早々、やたら頭の痛い話になりました。花の時期といい、名前のことといい、自分のなかではかなりハテナマークが飛び交ったままです。そんな状態ではありますが、これを契機にカポックという呼び名は修正することにしました。

2009年のきょうアカザ(暫定)> 2008年のきょうハマアザミ> 2007年のきょうユーカリノキ> 2006年のきょうソシンロウバイ> 2005年のきょうオタフクナンテン

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1月3日(日) ブラジルマツ

100103brasil_matu_b低姿勢で寒風に耐えるハイマツに続いては、陽気にブラジルマツです。もっとも、カーニバルは陽気でも、この松が陽気かどうかは保証の限りではありません。
コウヨウザンに似て、二等辺三角形をした大作りな葉です。別名がパナママツで、ブラジルとパナマではだいぶ遠くていい加減だと思いますが、まあ、お正月ではありますし、原産地は「だいたい」あの辺かァ、ということにしておきましょう。

2009年のきょうカクレミノ> 2008年のきょうフウセントウワタ> 2007年のきょうギョリュウバイ> 2006年のきょうシロミナンテン> 2005年のきょうウメ

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1月2日(土) ハイマツ

100102haimatu_b一口に松と言うけれど、雄々しく寒風に立ち尽くす輩だけでなく、このように姿勢を低くして風をしのぐ奴だっているのだよ…おっとぉ、きのうの反省などどこ吹く風で、またもや教訓ぽいことをほざいています。どうやら真性爺むさ症のようです。
例年は元旦が松なら翌日は竹とか逃げていましたが、今年は少しばかり趣向を変えて松尽くしで行こうかと考えています。もっとも、何日まで続くかは気分次第ということで、年の初めからいい加減さ丸出しです。

2009年のきょうロドレイア> 2008年のきょうゴクラクチョウカ> 2007年のきょうキンセンカ> 2006年のきょうイイギリ> 2005年のきょうモウソウチク

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1月1日(金) アカマツ

100101akamatu_b新年を祝う絵柄は、松が竹に支えられている(雪吊りの心棒が竹)ところです。松竹そろい踏みのめでたさに加え、吉祥第一人者の松を次席の竹がサポートするという麗しさにも注目です。「俺が、俺が」の当節には見習いたい美風です。
いやはや、元旦からこんな辛気くさいことを言っているとは、焼きが回りました。ついに生まれ年の干支が5周してしまい、脳回路が爺むさくなるのが避けられません。周りに煙たがられないよう、今年の自分的心がけは「慎」としておきましょう。

2009年のきょうゴヨウマツ(ヒメコマツ)> 2008年のきょうダイダイ> 2007年のきょうハタザクラ> 2006年のきょうユズリハ> 2005年のきょうクロマツ

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