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1月6日(水) シュロガヤツリ

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用水のほとりで、フェンスから飛び出して棕櫚のような葉が繁っていました。1mくらいもある茎の先に広がる葉のなかで、幾本かは小穂を展開しています。
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まるで季節外れの線香花火です。(この小穂に迫った写真だけは都内温室でのもの。ほかの2枚は1月1日、福岡市の露地で撮影)
棕櫚とはいうものの、幹にあたる部分はなく、1枚1枚の葉ごとに地表からいきなり茎が出ています。じつはここまで「葉」と書いたものは、正確には「苞」です。葉の機能は地表部にあるらしくても、ふつうに言う葉らしいものはありません。
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かなり奔放に生育するようで、少し前に刈られた茎もありました。手で千切ろうとしてもまったく切れず、縦に裂くと根もとまで一気にきれいに割れました。同属にはあのパピルス(注)があるように、茎の繊維は長くて強いものでした。

<補注> 自分的にシュロガヤツリと混同していたパピルスを収録しました。(2010年1月15日2013年3月30日

2009年のきょうタラヨウ> 2008年のきょうコナラ> 2007年のきょうスギゴケ> 2006年のきょうノイバラ> 2005年のきょうヒヨドリジョウゴ

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