1月4日(月) ホンコンカポック(シェフレラ)
松の内は松尽くしでいこうと思っていたのに、ほかに面白いものを見つけると、ついそちらを出したくなります。たぶんこれ、いわゆるカポックだと思うのです。
観「葉」植物だと思っていたカポックに実がなることを知ったのは5年前のことで、6月初旬に青い粒々がついているのに気づき、10月下旬にはそれが赤や橙や黄色に色づく様子を見たのでした。(下の写真は花と同時に今回撮影)
花のことを忘れていたわけではないのに縁がなく、ようやくのご対面でした。
ただ、未熟の実は甲子園で、熟した実は志木で、今回の花と実は九州・福岡市での撮影というバラバラさ加減のため、開花・結実の時期(サイクル)がこれで正しいかどうかはまだ全然わかりません。
観「葉」植物だと思っていたカポックに実がなることを知ったのは5年前のことで、6月初旬に青い粒々がついているのに気づき、10月下旬にはそれが赤や橙や黄色に色づく様子を見たのでした。(下の写真は花と同時に今回撮影)
花のことを忘れていたわけではないのに縁がなく、ようやくのご対面でした。
ただ、未熟の実は甲子園で、熟した実は志木で、今回の花と実は九州・福岡市での撮影というバラバラさ加減のため、開花・結実の時期(サイクル)がこれで正しいかどうかはまだ全然わかりません。
さて、問題は「いわゆるカポック」です。これまではここ(ブログ)でも「増補版」でも単にカポックとしてきたのに、この呼び名はどうやら正しくない(注3)ようです。詳細説明はほかのサイトにお任せするとして、カポックと呼びたいならホンコンカポックとすべきで、旧属名のシェフレラならだいたいこの木を指すことが多いのだそうです。
より正確に、和名でヤドリフカノキとしようと思ったら、今度はフカノキという未知の木が邪魔(注2)します。フカノキの花はいまごろが「正しい」開花期なので、今回の写真の木はそれなのかと考えたりしても、葉がフカノキの特徴を備えていません。
新年早々、やたら頭の痛い話になりました。花の時期といい、名前のことといい、自分のなかではかなりハテナマークが飛び交ったままです。そんな状態ではありながらも、これを契機にカポックという呼び名だけは修正することにしました。
より正確に、和名でヤドリフカノキとしようと思ったら、今度はフカノキという未知の木が邪魔(注2)します。フカノキの花はいまごろが「正しい」開花期なので、今回の写真の木はそれなのかと考えたりしても、葉がフカノキの特徴を備えていません。
新年早々、やたら頭の痛い話になりました。花の時期といい、名前のことといい、自分のなかではかなりハテナマークが飛び交ったままです。そんな状態ではありながらも、これを契機にカポックという呼び名だけは修正することにしました。
<補注1> シェフレラの仲間を収録しました。(2016年9月22日)
<補注2> 宿願のフカノキを収録できました。(2022年1月13日)
<補注3> パンヤノキを収録するに及んで、シェフレラをカポックと呼んではいけない意味がわかりました。(2023年3月27日)
2009年のきょう<アカザ(暫定)> 2008年のきょう<ハマアザミ> 2007年のきょう<ユーカリ> 2006年のきょう<ソシンロウバイ> 2005年のきょう<オタフクナンテン>
| 固定リンク
コメント
甲子園、志木、福岡…ってすごいですね。
それが全部一度に見れるここは、年末の福引の当たりと、お正月の福袋にいいものが入っていたラッキーが合わさったような気分です。
今年もいろいろ見せてください。
楽しみに毎日来ます。
投稿: ちとせ | 2010-01-04 10:51
ちとせさんへ:
そういう風にプラス方向にとっていただけるのはうれしいことです。
じつは本人は同じ木をジッと観察できないので、
年末ジャンボは数字1個違い&福袋には暮れに買ったのと
同じ色のセーターが入っていたような気分なのです(笑)。
投稿: はた衛門 | 2010-01-04 17:05