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1月24日(日) ナンヨウサクラ

100124jatropha_b温室のこの木につけられた名札を見て、少し重い気持ちになりました。大戦中に彼の地に出征した父世代の人々の苦衷を思わずにいられなかったからです。山を見ては富士と名づけ、花を見ては桜と呼んでしまう、切なかった日々に瞑目です。
さて、そんな気持ちを拭って眺めれば、じつに華やかに美しい木です。やや濃すぎるピンクで肉の厚い花びらも、枚数は5枚なので「なるほど桜か」と思えてきます。
まれに3裂するという葉がうまい具合に写せました。南洋桜は別名をテイキンザクラ(提琴桜)といい、このタイプの葉のものはホコバテイキンザクラ(鉾葉提琴桜)と呼び分けることもあるそうです。提琴はバイオリンの別名でもありますが、この場合には「椰子の実を半割にした胴を持つ擦弦楽器」という本義と重ねるべきでしょう。

2009年のきょうカボス> 2008年のきょうキンシバイ> 2007年のきょうヒマラヤユキノシタ> 2006年のきょうトキリマメ> 2005年のきょうヘクソカズラ

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コメント

素敵な記事です。感謝。
1本の木を見ると サクラみたいにピンク(赤く)
なるのですかね。 ちょっと遠景でも見てみたいですね。

投稿: sirouto | 2010/01/24 11:47

siroutoさんへ:
温室のなかでは花房はまばらで、正直、あまり桜という感じは
しませんでした。
でも、別名でも桜がつくところをみると、遠目には
きっとこぼれるような薄赤に見えるのでしょうね。

投稿: はた衛門 | 2010/01/24 17:30

ご教示感謝。

投稿: sirouto | 2010/01/25 01:35

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