12月28日(月) イイギリ
このところ再三登場している「食べられない実」の代表がこのイイギリでしょう。鳥たちがぜいたくに食い散らかした「残飯」をいただくというのがそもそも情けないのに、囓ったあとはもっと情けなくなります。きれいな見かけに反してガサツな歯触りと、あとからジワーッとくる苦さは、自己嫌悪を味わいたいときのとっておきです。
ただ、どんなことにも意外な発見はあるもので、あの雄大さを誇るイイギリの「素」がこんな芥子粒のような種だったとは知りませんでした。拾ったこの一枝の種がもし全部芽吹いたら、ものすごいイイギリ林ができあがることでしょう。
2008年のきょう<ヤツガシラ> 2007年のきょう<ヤブツバキ> 2006年のきょう<サネカズラ> 2005年のきょう<カンアオイ> 2004年のきょう<ブルーデージー>
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